必ず受かる情報処理技術者試験

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平成16年度春季問題

問題60

コンピュータシステムの運用時におけるデータのインテグリティを保証するための対策として、適切なものはどれか。

データのインテグリティ保証を強化するための対策は、セキュリティ対策とは区別して、システムの運用段階において検討するのがよい。
データのインテグリティを保証するためには、プログラムによる機械的なチェックだけでなく、必要に応じて人手によるチェックも重要となる。
データのチェックはプログラムで機械的に実行されるので、システムの運用マニュアルに従ってチェックする必要はない。
ネットワークを使ってデータを受け渡す場合は、データのインテグリティを保証するために、データを暗号化する必要がある。

コンピュータシステムの運用時におけるデータのインテグリティを保証するための対策として、適切なものはどれか。

データのインテグリティ保証を強化するための対策は、セキュリティ対策とは区別して、システムの運用段階において検討するのがよい。
データのインテグリティを保証するためには、プログラムによる機械的なチェックだけでなく、必要に応じて人手によるチェックも重要となる。
データのチェックはプログラムで機械的に実行されるので、システムの運用マニュアルに従ってチェックする必要はない。
ネットワークを使ってデータを受け渡す場合は、データのインテグリティを保証するために、データを暗号化する必要がある。

解答:イ

<解説>

インテグリティとは、RASISのI(Integrity:保全性)に該当し、システム障害や誤操作に対し壊れにくい性質のことである。

× イングリティの確保は、比較的早い設計段階やそれ以前に検討するべきといえる。
機械的にチェックできない項目も多々あるので、人的なチェックも重要な項目である。
× データのチェックは機械的チェック,人的チェックどちらも有用である。
× 暗号化はセキュリティーの観点からは非常に重要なものとなるが、データのインテグリティ保証に関しては関係ない。