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平成18年度春季問題

問題60

トランザクションの ACID 特性に関する記述のうち、適切なものはどれか。

コミット後にシステム障害が発生した場合、その内容は変更前の状態に戻される。
トランザクションが同時に実行されても、互いに干渉しない。
トランザクションの実行の結果,データベースの整合性が崩れることも許容する。
トランザクションの途中でシステム障害が発生しても、障害発生時までの変更内容は保存される。

トランザクションの ACID 特性に関する記述のうち、適切なものはどれか。

コミット後にシステム障害が発生した場合、その内容は変更前の状態に戻される。
トランザクションが同時に実行されても、互いに干渉しない。
トランザクションの実行の結果,データベースの整合性が崩れることも許容する。
トランザクションの途中でシステム障害が発生しても、障害発生時までの変更内容は保存される。

解答:イ

<解説>

原子性(Atomicity)
トランザクションの処理がすべて実行されるか、まったく実行されないかのいずれかで終了するという特性
一貫性(Consistency)
データベースの内容には矛盾が生ぜず一貫性がある特性
独立性(Isolation)
複数のトランザクションを同時に実行した場合と、順番に実行した場合の処理結果が一致するという特性
永続性(Durability)
トランザクションが正常終了すると、障害が発生しても更新結果がデータベースから消失しないという特性
× コミット後にシステム障害が発生した場合、その内容は変更後の状態に戻される。
トランザクションが同時に実行されても、互いに干渉しない。独立性(Isolation)に該当する。
× トランザクションの実行の結果、データベースの整合性は維持される。
× トランザクションの途中でシステム障害が発生しても、障害発生時までの変更内容は破棄される。