必ず受かる情報処理技術者試験

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平成21年度春季解答

問題51

アローダイアグラムのクリティカルパスと,H の最早開始日の適切な組合せはどれか。ここで,矢線の数字は作業所要日数を示し,A の作業開始時を0日とする。

解答:エ

<解説>

下図より、クリティカルパスはA-C-D-E-I,Hの最早開始日は8日だと分かる。

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問題52

ソフトウェアの開発規模から開発工数を見積もる際に,必要な情報はどれか。

開発期間
開発要員数
工程ごとの工数配分比率
生産性

解答:エ

<解説>

開発工数は次式で計算することができる。

開発工数 =開発規模÷生産性

例)開発規模が4万ステップのソースコードで、生産性が1万ステップ/人月であれば,開発工数は4人/月

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問題53

表は,1人で行うプログラム開発の開始時点での計画表である。6月1日に作業を開始し,6月 16 日の終了時点でコーディング作業の 25% が終了した。6月16 日の終了時点で残っている作業は全体の約何%か。ここで,開発は,土日を除く週5日間に行うものとする。

30
47
52
53

解答:イ

<解説>

  1. コーディング作業の25%が終了したとの記述より,仕様書作成,プログラム設計,テスト計画書作成は終了しているものとする。
    終了した作業の合計=2日+5日+1日+(4日×0.25)=9日
  2. 残っている作業日を計算する。
    17日-9日=8日
  3. 作業全体における残っている作業の割合
    8日÷17日≒0.47

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問題54

ある商品のメーカ別の市場構成比を表すのに適切なグラフはどれか。

Z グラフ
帯グラフ
折れ線グラフ
レーダチャート

解答:イ

<解説>

× Z グラフは、一定期間の売り上げや業績などの時系列な変化を分析するのに適している。
帯グラフは、構成比率,内訳,推移などを表すのに適している。
× 折れ線グラフは、ある項目の時系列的な推移を表すのに適している。
× レーダチャートは、ある事象を構成する要素間のバランスを表すのに適している。

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問題55

一斉移行方式の特徴のうち,適切なものはどれか。

新旧システム間を接続するアプリケーションが必要となる。
新旧システムを並行させて運用し,ある時点で新システムに移行する。
新システムヘの移行時のトラブルの影響が大きい。
並行して稼働させるための運用コストが発生する。

解答:ウ

<解説>

主な移行方式は3種類ある。

一斉移行方式
一括移行方式は,ある時点で現行システムを休止して切り離し,全機能を新システムへと一気に切り替える方式である。
段階移行方式
業務」「機能」「拠点」といった,ひとまとまりの単位ごとに現行システムを休止し,順次,新システムに切り替えていく方式である。
並行運用方式
並行運用方式は,現行システムと新システムを同時並行で稼働させ,結果を比較検証しながら移行する方式である。
× 段階移行方式に関する説明である。
× 並行運用方式に関する説明である。
一斉移行方式に関する説明である。
一斉移行方式は、移行にかかる時間や負荷が少なくて済む半面,データの移行に失敗するなどトラブルが発生した場合,関連するシステムを含めトラブルの影響範囲は大きい
× 並行運用方式に関する説明である。

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