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平成21年度春季解答
問題76
取扱商品を ABC 分析した場合,A グループの管理対象となる商品の商品番号はどれか。
ア | 1 と 2 |
イ | 2 と 5 |
ウ | 2 と 6 |
エ | 4 と 8 |
解答:イ
<解説>
ABC 分析は、ABCの3ランクに分けて分析する。Aグループは売れ筋、 Bグループは一般的な商品、Cグループは不人気の商品に分ける。
年間売上高の1位と2位の商品番号がAグループ(売れ筋)となる。
問題77
部品の受払記録が表のように示される場合,先入先出法を採用したときの4月 10 日の払出単価は何円か。
ア | 100 |
イ | 110 |
ウ | 115 |
エ | 118 |
解答:イ
<解説>
先入先出法では、先に仕入れたものから出庫する。
次のように、先ず4月1日の前期繰越の単価100円の商品2,000個が払い出される。さらに4月5日に購入した単価130円の商品3,000個のうちから1,000個が払い出される。
払出単価 | = | (2,000×100+1,000×130)÷3,000 |
= | 110 |
問題78
著作権法において,保護の対象とならないものはどれか。
ア | インターネットで公開されたフリーソフトウェア |
イ | ソフトウェアの操作マニュアル |
ウ | データベース |
エ | プログラム言語や規約 |
解答:エ
<解説>
著作権法において,プログラム言語、規約、アルゴリズムは著作権の保護対象ではない。
問題79
特許権を説明したものはどれか。
ア | 産業上利用することができる新規の発明を独占的・排他的に利用できる権利であり,所轄の官庁への出願及び審査に基づいて付与される権利 |
イ | 事業者が自己の商品を他人の商品と識別するために商品について使用する標識を,独占的・排他的に使用できる権利 |
ウ | 新規の美術・工芸・工業製品などで,その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫を,独占的・排他的に使用できる権利 |
エ | 文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属する著作物を,その著作者が独占的・排他的に支配して利益を受ける権利 |
解答:ア
<解説>
特許権とは、知的財産権のひとつで、新たに有用な技術を開発した発明者が審査申請をし、特許と認められることによって、一定期間その発明を独占的に使用できる権利のことである。
ア | ○ | 特許権に関する説明である。 |
イ | × | 商標権に関する説明である。 |
ウ | × | 意匠権に関する説明である。 |
エ | × | 著作権に関する説明である。 |
問題80
“コンピュータ不正アクセス対策基準”に適合しているものはどれか。
ア | 監視効率を向上させるためにすべてのネットワークを相互接続する。 |
イ | 業務上必要な場合は,利用者 ID を個人間で共有して使用できる。 |
ウ | システム管理者が,すべての権限をもつ利用者 ID を常に使用できる。 |
エ | 組織のセキュリティ方針を文書化し,定期的に研修を開催する。 |
解答:エ
<解説>
ア | × | 監視効率を向上させるために利用形態に応じてネットワークを分離する。 |
イ | × | 業務上必要な場合でも利用者 ID は共有するべきではない。 |
ウ | × | システム管理者であっても,必要以上の権限を付与するべきではない。 |
エ | ○ | 組織のセキュリティ方針を文書化し,定期的に研修を開催する。 |
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