必ず受かる情報処理技術者試験

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平成24年度春季問題

問題40

送信者から電子メール本文とそのハッシュ値を受け取り,そのハッシュ値と,受信者が電子メール本文から求めたハッシュ値とを比較することで実現できることはどれか。ここで,受信者が送信者から受け取るハッシュ値は正しいものとする。

電子メールの送達の確認
電子メール本文の改ざんの有無の検出
電子メール本文の盗聴の防止
なりすましの防止

送信者から電子メール本文とそのハッシュ値を受け取り,そのハッシュ値と,受信者が電子メール本文から求めたハッシュ値とを比較することで実現できることはどれか。ここで,受信者が送信者から受け取るハッシュ値は正しいものとする。

電子メールの送達の確認
電子メール本文の改ざんの有無の検出
電子メール本文の盗聴の防止
なりすましの防止

解答:イ

<解説>

ハッシュ値とは、元のデータから一定の計算手順により求められた、そのデータの特徴を表す固定長の擬似乱数。その性質から暗号や認証、データ構造などに応用されている。

× 暗号化を行っても送達の確認はできない。メールソフトの開封確認の設定などで対処する。
ハッシュ値を利用すれば、メール本文が改ざんされたかどうかを確認できる。
× 暗号化しても盗聴は可能である。メールの暗号化等により対処する。
× 暗号化してもなりすましは防止できない。ディジタル署名等により対処する。

キーワード