- トップページ
- ITパスポート
- 平成24年度春季問題一覧
- 平成24年度春季問題94-解答・解説-分析
平成24年度春季問題
問題94
提案依頼書(以下、RFPという)の作成に関する次の記述を読んで、四つの問に答えよ。
商事会社のP社は、事務所が複数のビルに点在している。そこで、業務効率の向上として、事務所を1か所に統合することになった。このため事務所統合プロジェクトが発足し、総務課のAさんがプロジェクトリーダになった。入社2年目のBさんは、Aさんの指導の下で、複数ある会議室の予約に用いる会議室予約システム(以下、予約システムという)の導入責任者になった。Bさんは、会議室の予約に関する要件をまとめた。
[会議室の予約に関する要件](1) P社には、営業部、総務部、経理部、情報システム部など、複数の部署があり、これまで部署ごとに会議室を設けていた。統合後は会議室を複数の部署で共有して使用する。
(2) 会議室には、一般用会議室と来賓用会議室がある。
(3) 一般用会議室は、全従業員が予約できる。
(4) 来賓用会議室は、従業員の役職で予約の可否を判定する。判定基準は、現在決まっていない。
事務所統合プロジェクトでは、予約システムのRFPを作成することになった。BさんはAさんからこのRFPの作成を指示され、作成者、掲載事項、提出先などについて説明を受けた。
事務所統合プロジェクトのメンバは、次のとおりである。このとき、予約システムのRFPの作成者に関する記述として、最も適切なものはどれか。
[事務所統合プロジェクトのメンバ]
事務所統合のプロジェクトリーダ:Aさん
予約システムの導入責任者:Bさん
プロジェクトメンバ:C,D,Eさん
情報システム部の支援者:Fさん
会議室の施工業者の担当者:Gさん
ア | Bさんが作成し、C,D,E,Fさんは作成を支援する。 |
イ | C,D,Eさんのいずれかが作成し、Fさんは作成を支援する。 |
ウ | Fさんが作成し、Gさんは作成を支援する。 |
エ | Gさんが作成する。 |
事務所統合プロジェクトのメンバは、次のとおりである。このとき、予約システムのRFPの作成者に関する記述として、最も適切なものはどれか。
[事務所統合プロジェクトのメンバ]
事務所統合のプロジェクトリーダ:Aさん
予約システムの導入責任者:Bさん
プロジェクトメンバ:C,D,Eさん
情報システム部の支援者:Fさん
会議室の施工業者の担当者:Gさん
ア | Bさんが作成し、C,D,E,Fさんは作成を支援する。 |
イ | C,D,Eさんのいずれかが作成し、Fさんは作成を支援する。 |
ウ | Fさんが作成し、Gさんは作成を支援する。 |
エ | Gさんが作成する。 |
解答:ア
<解説>
- 情報システムの導入を行う部門は存在せず、代わりに予約システムの導入責任者が設けられているので、予約システムの導入責任者であるBさんはRFPを作成するべきである。
- プロジェクトメンバのC,D,Eさんおよび情報システム部の支援者のFさんはBさんがRPFを作成するうえで必要な情報を提供して作成を支援するべきである。
- 会議室の施工業者のGさんは、予約システムの導入とは関係がないので、RFPの作成や支援に関わる必要はない。
キーワード
- 「RFP」関連の過去問題・・・RFPとは
- ITパスポート 平成21年度(春季) 問3
- ITパスポート 平成22年度(春季) 問4
- ITパスポート 平成22年度(秋季) 問4
- ITパスポート 平成23年度(特別) 問89
- ITパスポート 平成23年度(秋季) 問25
- ITパスポート 平成24年度(春季) 問93
- ITパスポート 平成24年度(春季) 問94
- ITパスポート 平成24年度(春季) 問95
- ITパスポート 平成24年度(春季) 問96
- 基本情報技術者 平成24年度(春季) 問66
- 基本情報技術者 平成24年度(春季) 問67
- 応用情報技術者 平成22年度(春季) 問65
- 応用情報技術者 平成24年度(春季) 問65
- 高度共通 午前1 平成22年度(春季) 問25
- 高度共通 午前1 平成24年度(春季) 問25
- プロジェクトマネージャ 午前2 平成23年度(特別) 問15
お問い合わせ