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令和6年度秋季問題
問題28
構成表の製品Aを300個出荷しようとするとき,部品bの正味所要量は何個か。ここで,A,a,b,cの在庫量は在庫表のとおりとする。また,他の仕掛残,注文残,引当残などはないものとする。

ア | 200 |
イ | 600 |
ウ | 900 |
エ | 1500 |
構成表の製品Aを300個出荷しようとするとき,部品bの正味所要量は何個か。ここで,A,a,b,cの在庫量は在庫表のとおりとする。また,他の仕掛残,注文残,引当残などはないものとする。

ア | 200 |
イ | 600 |
ウ | 900 |
エ | 1500 |
解答:イ
<解説>
- 製品Aの正味所要量の計算
製品Aを300個出荷する必要があるが、在庫が100個ある。
したがって、新たに生産が必要な製品Aの個数(正味所要量)は以下の通りである。
300個(要求数) - 100個(在庫) = 200個
- 製品Aの生産に必要な各部品の総所要量の計算
構成表より、製品Aを1個生産するには部品aが3個、部品bが2個必要である。
新たに生産する製品Aは200個なので、それぞれに必要な部品の総数は以下の通りである。- 部品aの必要数: 3個 × 200 = 600個
- 部品bの必要数: 2個 × 200 = 400個
- 部品aの正味所要量の計算
製品Aの生産のために部品aは600個必要だが、在庫が100個ある。
したがって、新たに生産が必要な部品aの個数(正味所要量)は以下の通りである。
600個(必要数) - 100個(在庫) = 500個
- 部品aの生産に必要な各部品の総所要量の計算
構成表より、部品aを1個生産するには部品bが1個、部品cが2個必要である。
新たに生産する部品aは500個なので、それぞれに必要な部品の総数は以下の通りである。- 部品bの必要数: 1個 × 500 = 500個
- 部品cの必要数: 2個 × 500 = 1000個
- 部品bの総所要量と正味所要量の計算
部品bの総所要量は、製品Aの生産に必要な量と、部品aの生産に必要な量の合計である。- 部品bの総所要量: 400個(製品Aのため) + 500個(部品aのため) = 900個
したがって、最終的に必要となる部品bの個数(正味所要量)は以下の通りである。
900個(総所要量) - 300個(在庫) = 600個
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