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平成28年度春季問題
問題17
フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。
ア | 乾電池のプラスとマイナスを逆にすると、乾電池が装填できないようにする。 |
イ | 交通管制システムが故障したときには、信号機に赤色が点灯するようにする。 |
ウ | ネットワークカードのコントローラを二重化しておき、故障したコントローラの方を切り離しても運用できるようにする。 |
エ | ハードディスクにRAID1を採用して、MTBFで示される信頼性が向上するようにする。 |
フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。
ア | 乾電池のプラスとマイナスを逆にすると、乾電池が装填できないようにする。 |
イ | 交通管制システムが故障したときには、信号機に赤色が点灯するようにする。 |
ウ | ネットワークカードのコントローラを二重化しておき、故障したコントローラの方を切り離しても運用できるようにする。 |
エ | ハードディスクにRAID1を採用して、MTBFで示される信頼性が向上するようにする。 |
解答:イ
<解説>
ア | × | フールプルーフの説明である。 フールプルーフとは、産業の分野において、使用者が誤った操作をしても危険な状況を招かないように、あるいはそもそも誤った操作をさせないようにしておくという設計思想のことである。 |
イ | ○ | フェールセーフの説明である。 フェールセーフとは、故障や操作ミス、設計上の不具合などの障害が発生することをあらかじめ想定し、起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくという設計思想のことである。 |
ウ | × | フェールソフトの説明である。 フェールソフトとは、故障箇所を切り離すなど被害を最小限に抑え、機能低下を許しても、システムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行(縮退運転)する設計思想のことである。 |
エ | × | フォールトトレランスの説明である。 フォールトトレラント設計(フォールトトレラントせっけい、Fault tolerant design)は、システム設計の手法であり、システムの一部に問題が生じても全体が機能停止するということなく(たとえ機能を縮小しても)動作し続けるようにする設計思想のことである。 |
キーワード
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