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令和2年度秋季問題
問題11
PMBOKガイド第6版によれば,リスクにはプロジェクト目標にマイナスの影響を及ぼす"脅威"と,プラスの影響を及ぼす"好機"がある。リスクに対応する戦略のうち,"好機"に対する戦略である"強化"に該当するものはどれか。
| ア | アクティビティを予定よりも早く終了させるために,計画よりも多くの資源を投入する。 | 
| イ | リスク共有のパートナーシップ,チーム,ジョイント・ベンチャーなどを形成する。 | 
| ウ | リスクに対処するために,時間,資金,資源の量などに関してコンティンジェンシー予備を設ける。 | 
| エ | リスクを定期的にレビューする以外の行動はとらず,リスクが顕在化したときにプロジェクト・チームが対処する。 | 
問題12
品質の定量的評価の指標のうち,ソフトウェアの保守性の評価指標になるものはどれか。
| ア | (最終成果物に含まれる誤りの件数)÷(最終成果物の量) | 
| イ | (修正時間の合計)÷(修正件数) | 
| ウ | (変更が必要となるソースコードの行数)÷(移植するソースコードの行数) | 
| エ | (利用者からの改良要求件数)÷(出荷後の経過月数) | 
問題13
次の契約条件でコストプラスインセンティブフィー契約を締結した。完成時の実コストが8,000万円の場合,受注者のインセンティブフィーは何万円か。
| [契約条件] | ||
| (1) | : | 目標コスト 9,000万円 | 
| (2) | : | 目標コストで完成したときのインセンティブフィー 1,000万円 | 
| (3) | : | 実コストが目標コストを下回ったときのインセンティブフィー 目標コストと実コストとの差額の70%を1,000万円に加えた額。 | 
| (4) | : | 実コストが目標コストを上回ったときのインセンティブフィー 実コストと目標コストとの差額の70%を1,000万円から減じた額。 ただし,1,000万円から減じる額は,1,000万円を限度とする。 | 
| ア | 700 | 
| イ | 1,000 | 
| ウ | 1,400 | 
| エ | 1,700 | 
問題14
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,プロセス"コミュニケーションの計画"の目的はどれか。
| ア | プロジェクトに影響されるか,又は影響を及ぼす個人,集団又は組織を明らかにし,その利害及び関係に関連する情報を文書化すること | 
| イ | プロジェクトのステークホルダに対し要求した情報を利用可能にすること及び情報に対する予期せぬ具体的な要求に対応すること | 
| ウ | プロジェクトのステークホルダのコミュニケーションニーズを確実に満足し,コミュニケーションの問題が発生したときにそれを解決すること | 
| エ | プロジェクトのステークホルダの情報及びコミュニケーションのニーズを決定すること | 
問題15
新システムの受入れ支援において,利用者への教育訓練に対する教育効果の測定を,カークパトリックモデルの4段階評価を用いて行う。レベル1(Reaction),レベル2(Learning),レベル3(Behavior),レベル4(Results)の各段階にそれぞれ対応したa~dの活動のうち,レベル2のものはどれか。
| ア | a.受講者にアンケートを実施し,教育訓練プログラムの改善に活用する。 | 
| イ | b.受講者に行動計画を作成させ,後日,新システムの活用状況を確認する。 | 
| ウ | c.受講者の行動による組織業績の変化を分析し,ROIなどを算出する。 | 
| エ | d.理解度確認テストを実施し,テスト結果を受講者にフィードバックする。 | 
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