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平成26年度秋季問題
問題8
ソフトウェアの使用性を評価する指標の目標設定の例として、適切なものはどれか。
| ア | ソフトウェアに障害が発生してから1時間以内に、利用者が使用できること | 
| イ | 利用者が使用したい機能の改善を、1週間以内に実装できること | 
| ウ | 利用者が使用したい機能を、100%提供できていること | 
| エ | 利用者が使用したいソフトウェアの使用方法を、1時間以内に習得できること | 
ソフトウェアの使用性を評価する指標の目標設定の例として、適切なものはどれか。
| ア | ソフトウェアに障害が発生してから1時間以内に、利用者が使用できること | 
| イ | 利用者が使用したい機能の改善を、1週間以内に実装できること | 
| ウ | 利用者が使用したい機能を、100%提供できていること | 
| エ | 利用者が使用したいソフトウェアの使用方法を、1時間以内に習得できること | 
解答:エ
<解説>
ソフトウェアの品質特性モデルとは、ソフトウェアの品質の指標を分類して体系的にまとめた規格で、ソフトウェアの品質に対する評価に利用できる。
- 機能性
- ソフトウェアがユーザからの機能的な要求(明示的機能と暗示的機能)を満たす度合い。
 ユーザ目的に合った正確な動作を満たすか。外部IFや規格、セキュリティ基準を満たすか。
- 信頼性
- 様々な使用条件のもとで、ソフトウェアの機能が正常に稼働し続ける度合い。
 必要な期間、正常に動作を続け、イレギュラーに対する耐久力を持ち、 障害時に速やかに回復できるか。
- 使用性
- 分かりやすく使いやすいソフトウェアであるかどうかの度合い。
 簡単に理解でき使いこなすことができるか。再び使用したくなるか。 インストール作業や運用時が容易か。
- 効率性
- アプリケーションのレスポンスや、ハードウェア資源(メモリ/CPU使用率/ハードディスク等) に対して適切な性能を提供する度合い。
- 保守性
- ソフトウェアに対する機能追加、改修、環境変化等に対する対応の容易性の度合い。
 障害等の問題の把握、切り分けなどの解析のしやすさ、変更作業の容易さ、保守作業が必要な頻度の少なさ、保守によるテスト作業の行いやすさ等。
- 移植性
- ソフトウェアを ある環境から他の環境に移すための容易性の度合い。
 OSやハードウェア等の環境変更に対してスムーズに移植できるか、どの程度の作業量にて移植できるか。
| ア | × | 信頼性に関する指標である。 | 
| イ | × | 保守性に関する指標である。 | 
| ウ | × | 機能性に関する指標である。 | 
| エ | ○ | 使用性に関する指標である。 | 
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