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平成22年度秋季問題

問題11

社内とインターネットの接続点にパケットフィルタリング型ファイアウォールを設置したネットワーク構成において、社内のPCからインターネット上のSMTPサーバに電子メールを送信するとき、ファイアウォールで通過許可とするTCPパケットのポート番号の組合せはどれか。

社内とインターネットの接続点にパケットフィルタリング型ファイアウォールを設置したネットワーク構成において、社内のPCからインターネット上のSMTPサーバに電子メールを送信するとき、ファイアウォールで通過許可とするTCPパケットのポート番号の組合せはどれか。

解答:イ

<解説>

パケットフィルタリング方式は,パケットの送信元IPアドレス·あて先IPアドレス·発信元TCPポート番号·あて先TCPポート番号·通信の方向などの情報をもとにアクセス制御を行う方式です。ポート番号は0~65535番まであり,次の3つに大別されます。

ポート番号 説明
0~1023 ウエルノウンポート
1024 ~49151 登録ポート
49152~65535 ダイナミック/プライベートポート

 

電子メールの送信にはSMTPプロトコルが使用され,ポート番号は25が使用されます。1024以上のポート番号はアプリケーションによって割り当てられています。

設問では,PCが送信元で,あて先はSMTPサーバとなっています。送信元であるPCのポート番号はアプリケーションによって割り当てられているため「ポート番号1024以上」となり,あて先であるSMTPサーバのポート番号は25となります。

したがって,正解はイです。