- トップページ
- ITサービスマネージャ
- 平成21年度秋季問題
- 平成21年度秋季解答・解説
平成21年度秋季解答
問題6
ITILにおけるバーチャルサービスデスクはどれか。
ア | サービスデスク機能を実現するために、専門の業者にアウトソーシングする。 |
イ | サービスデスクは各地に存在するが、ユーザからはサービスデスク機能があたかも1か所にあるかのように見える。 |
ウ | 地域ごとにサービスデスクを設置し、各地域のビジネスニーズに対応したサービスデスク機能を提供する。 |
エ | 複数のユーザサイトに対するサービスデスク機能を1か所に設置したサービスデスクで提供する。 |
解答:イ
<解説>
問題7
ITサービスマネジメントのプロセスの一つである構成管理を導入することによって得られるメリットはどれか。
ア | IT資産の情報を正確に把握することによって、ほかのプロセスの確実な実施を支援できる。 |
イ | ITリソースに対する、現在の需要の把握と将来の需要の予測ができる。 |
ウ | 緊急事態時でも最低限のITサービス基盤を提供することによって、事業の継続が可能になる。 |
エ | 適正なコストで常に一定した品質でのITサービスが提供されるようになる。 |
解答:ア
<解説>
ア | ○ | 構成管理に該当する。 |
イ | × | キャパシティ管理に該当する。 |
ウ | × | ITサービス継続性管理に該当する。 |
エ | × | ITサービス財務管理に該当する。 |
問題8
災害によるITサービス停止が、ビジネスへどれだけの影響を及ぼすかを分析するビジネスインパクト分析は、どのプロセスで実施するか。
ア | ITサービス継続性管理 |
イ | インシデント管理 |
ウ | 可用性管理 |
エ | 問題管理 |
解答:ア
<解説>
ITサービス継続性管理(ITSCM)とは、災害などの不測の事態を事前に予測し、最低限のサービス提供を保証するためのプロセスのことである。
ITサービス継続性管理プロセスの活動は、開始段階、要件と戦略段階、導入段階、運用管理段階の4段階から構成される。
- 開始段階
組織におけるポリシーの設定、適用する領域の決定、リソースの割り当てとプロジェクト立ち上げを行う。 - 要件と戦略段階
ビジネスインパクト分析、リスク評価、ITサービス継続性戦略の立案を行う。 - 導入段階
組織と導入の計画立案、スタンバイ対策の導入、リスク低減手段の導入、復旧計画の作成、手順の開発、初期テストを行う。 - 運用管理段階
教育と認識、レビューと監査、テスト、変更管理、トレーニング、保証を行う。
問題9
複数のサーバへのアクセスに用いられる、シングルサインオンに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 安全性を高めるために、利用者認証には使い捨てパスワード(ワンタイムパウワード)方式の採用が前提になる。 |
イ | 公開鍵暗号方式を用いるので、認証局への利用者登録が必要となる。 |
ウ | ディレクトリサービスを用いることで、複数サーバのIDとパスワードを統一して管理できる。 |
エ | 利用者によるパスワードの管理が容易になり、パスワード漏えい時のリスクが減少する。 |
解答:ウ
<解説>
問題10
コンピュータシステムの利用料金を逓減課金方式にしたときのグラフはどれか。 ここで、横軸を使用量、縦軸を利用料金とする。
解答:ウ
<解説>
お問い合わせ