必ず受かる情報処理技術者試験

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平成21年度秋季解答

問題16

雷サージによって通信回線に誘起された異常電圧から通信機器を保護するための装置はどれか。

IDF(Intermediate Distributing Frame)
MCCB(Molded Case Circuit Breaker)
アレスタ
避雷針

解答:ウ

<解説>

× IDF(Intermediate Distribution Frame:中間配線盤) は、集合住宅・オフィスビル等で各階等の単位毎に設置される、個宅の「アウトレット」(モジュラージャック等)と主配線盤の間を中継する配線盤のことである。
× MCCB(Molded Case Circuit Breaker:配線用遮断器)とは過負荷や短絡などの要因で二次側の回路(負荷、電路)に異常な電流が流れたときに電路を開放し、一次側からの電源供給を遮断することにより負荷回路や電線を損傷から回避するために用いる装置のことである。
アレスタ(避雷器)は、落雷などによって、配電線、通信・信号線に誘起される瞬間的な過電圧(誘導雷サージ)から、電気機器、通信機器、防災機器などをガードする保護機器である。雷による瞬間的過電圧(誘導雷サージ)による電流を大地や線間に分流させて過電圧を制限し、電子機器や装置を保護し、電路を正常に復帰させる働きをする。
× 避雷針は、地面と空中との電位差を緩和し落雷の頻度を下げ、また落雷の際には避雷針に雷を呼び込み地面へと電流を逃がすことで建物などへの被害を防ぐ装置である。

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問題17

“システム監査基準”の前文に記述されている基準の利用の目的として、適切なものはどれか。

システム間作業の品質を確保し、有効かつ効果的に監査を実施することを目的とした監査人の行為規範である。
システム監査人が監査上の判断の尺度として用いる基準であって、情報セキュリティ監査基準と一体となって機能する基準である。
情報システムに保証を付与するとこを目的とした監査でなく、改善のための重言を行うことを目的とした監査に利用する基準である。
組織体の外部者に監査を依頼するシステム監査でなく、組織体の内部監査部門などが実施するシステム監査に利用する基準である。

解答:ア

<解説>

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問題18

プロジェクトの工程管理や進捗管理に使用されるガントチャートの特徴はどれか。

各作業の開始時点と終了時点が一目で把握できる。
各作業の前後関係が明確になり、クリティカルパスが把握できる。
各作業の余裕日数が容易に把握できる。
各作業の要素を分解することによって、管理がしやすくなる。

解答:ア

<解説>

ガントチャートは、作業の日程について予定と実績を対比した図で、作業の進捗管理に使う。

ガントチャートの特徴である。
× PERT図の特徴である。
× PERT図の特徴である。
× WBS (Work Breakdown Structure) の特徴である。

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問題19

顧客に対して自社製品のプレゼンテーションを行うことになった。 このとき、同業他社における複数の導入成功事例を挙げ、この製品を導入することで大きな効果が期待できることを訴求したい。 このプレゼンテーションで使用するストーリ構成法として適切なものはどれか。

演繹的構成法
帰納的構成法
重点順位構成法
難易構成法

解答:イ

<解説>

× 演繹的順序法とは、文章の論理的構成法のひとつで、「大前提」「小前提」「結論」による三段論法で論を展開してゆく手法のことである。
帰納的構成法とは、文章の論理的構成法のひとつで、個々の具体的な事例から一般的な原理や法則、あるいは結論を導き出す形で論を展開してゆく手法のことである。
× 重点順位構成法とは、重要度の順番に論を展開してゆく手法のことである。
× 難易構成法とは、難易度の順に論を展開してゆく手法のことである。

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問題20

シリアルATAの説明として、適切なものはどれか。

PCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、キーボード、マウス、スピーカ、プリンタ、CD-RWドライブなど多岐に渡る周辺装置を接続する。
PCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、磁気ディスク装置、DVDドライブなどの高速な周辺装置を接続する。
PCと周辺機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、ルータ又はモデムを接続する。
PCとディジタルAV機器とを結ぶシリアルインタフェースであり、セットトップボックス、DVDプレーヤなどを接続する。

解答:イ

<解説>

シリアルATAは、コンピュータにハードディスク、SSDや光学ドライブを接続する為のインタフェース規格である。

× USBの説明である。
シリアルATAの説明である。
× RS-232Cの説明である。
× HDMIの説明である。

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