必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度秋季解答

問題21

Webシステムにおいて、ロードバランサ(負荷分散装置)が定期的に行っているアプリケーションレベルの稼動監視に関する記述として、最も適切なものはどれか。

WebサーバでOSのコマンドを実行し、その結果が正常かどうかを確認する。
Webサーバの特定のURLにアクセスし、その結果に含まれる文字列が想定値と一致するかどうかを確認する。
Webサーバの特定のポートに対して接続要求パケットを発行し、確認応答パケットが返ってくるかどうかを確認する。
ネットワークの疎通を確認するコマンドを発行し、Webサーバから応答が返ってくるかどうかを確認する。

解答:イ

<解説>

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問題22

商品の販売状況分析を商品軸、販売チャネル軸、時間軸、顧客タイプ軸で行う。 データ集計の観点を、商品、販売チャネルごとから、商品、顧客タイプごとに切り替える操作はどれか。

ダイス
データクレンジング
ドリルダウン
ロールアップ

解答:ア

<解説>

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問題23

図は、組織内のTCP/IPネットワークにあるクライアントが、プロキシサーバ、ルータ、インターネットを経由して組織外のWebサーバを利用するときの経路を示している。 この通信のTCPコネクションが設定されている場所はどれか。

クライアントとWebサーバの間、クライアントとプロキシサーバの間
クライアントとプロキシサーバの間、プロキシサーバとWebサーバの間
クライアントとプロキシサーバの間、プロキシサーバとルータの間、ルータとWebサーバの間
クライアントとルータの間、ルータとWebサーバの間

解答:イ

<解説>

クライアントからプロキシサーバへ送信元IPアドレス=クライアント,送信先IPアドレス=プロキシサーバとなる。

プロキシサーバからWebサーバへ送信元IPアドレス=プロキシサーバ,送信先IPアドレス=Webサーバとなる。

したがって、イが正解である。

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問題24

暗号方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。

AESは公開鍵暗号方式、RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に使用する鍵が同一である。
公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は、暗号化鍵を秘密にして、復号鍵を公開する。
ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく、共通鍵暗号方式が使用される。

解答:イ

<解説>

× AESは共通鍵暗号方式、RSAは公開鍵暗号方式の一種である。
共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に使用する鍵が同一である。
× 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は、暗号化に使用する鍵を公開にして、復号に使用する鍵を秘密にする。
× ディジタル署名には、公開鍵暗号方式が使用される。

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問題25

製造業者の責任に関して、製造物責任法(PL法)に定められているものはどれか。

顧客の財産に関する損害については、製造業者は製造物を顧客に引き渡した時から永久に損害賠償責任を負う。
製造物の欠陥原因が部品メーカの製造した部品であった場合、完成品メーカの設計どおりに製造し納品した部品であっても、部品メーカに損害賠償責任がある。
製造物を顧客に引き渡したときに科学又は技術水準では発見できない内容の欠陥であれば、その製造業者の損害賠償責任は問われない。
製造物を輸入して販売している販売業者は、製造者ではないので、その製造物によって顧客が財産上の損害を被っても、損害賠償責任は問われない。

解答:ウ

<解説>

製造物責任法とは、製品の欠陥によって生命,身体又は財産に損害を被ったことを証明した場合に,被害者は製造会社などに対して損害賠償を求めることができる法律である。製造物責任法によって円滑かつ適切な被害救済が行われる。

× 顧客の財産に関する損害については、製造業者は製造物を顧客に引き渡した時から10年間、損害賠償責任を負う。
× 完成品メーカの設計通りに製造し納品した部品の場合は部品メーカに損害賠償責任はない。

製造物を顧客に引き渡した時における科学又は技術水準では発見できない内容の欠陥であれば、その製造業者の損害賠償責任は問われない。
× 製造物を輸入している販売業者も製造業業者とみなされる。したがって、その製造物によって顧客が財産上の損害を被った場合、損害賠償責任を問われる。

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