必ず受かる情報処理技術者試験

問題76

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

図は、定量発注方式の在庫モデルを表している。 発注aの直後に資材使用量の予測が変わって、納品aの直前の時点における在庫量予測が安全在庫量Sから①で示されるXになるとき、発注a時点での発注量Eに対する適切な変更はどれか。 ここで、発注直後の発注量の変更は可能であり、納品直後の在庫量は最大在庫量を超えないものとする。

E + S - Xを追加発注する。
K + S - Xを追加発注する。
K - Xの発注取消を行う。
X - Sの発注取消を行う。

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解答:エ

定量発注方式とは、在庫量が前もって定められた水準(発注点)まで下がったとき、一定量(発注量)を発注する方式である。

問題の発注点はKである。安全在庫とは需要の予測できない変動に備えるためや調達期間中に生じる需要の予測誤差などから品切れすることがないように必ず持っている在庫量である。

発注点Kで最大在庫量までのE(最大在庫量-安全在庫量S)を発注している。この発注が納品されると在庫量は最大在庫量になる。「納品aの直前における在庫予測がSからXになる」とそのまま発注量Eがのうひんされた場合、図でSからXまでの在庫量が増えることになる。この場合、在庫量は最大在庫量を超えることとなる。「納品直後の在庫量は最大在庫量を超えてはならない」ので発注量Eを減らす必要がある。在庫量はSからXまでの量が増えているので、発注量Eを"X-S"だけ減らす。

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