必ず受かる情報処理技術者試験

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平成24年度秋季解答

問題76

商品の1日当たりの販売確率が表のとおりであるとき,1個当たりの利益を 1,000円とすると,利益の期待値が最大になる仕入個数は何個か,ここで,売れ残った場合,1個当たり300円の廃棄ロスが出るものとする。

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解答:ウ

<解説>

仕入個数別に利益を計算度を計算する。

  1. 仕入れ個数4個の場合
    利益 4個×1000円=4000円
  2. 仕入れ個数5個の場合
    利益 (4個×1000円-1個×300)×0.3+(5個×1000円)×0.7
      1100円+3500円
      4610円
  3. 仕入れ個数6個の場合
    利益 (4個×1000円-2個×300)×0.3+(5個×1000円-1個×300)×0.3+(6個×1000円)×0.4
      1020円+1410円+2400円
      4830円
  4. 仕入れ個数7個の場合
    利益 (4個×1000円-3個×300)×0.3+(5個×1000円-2個×300)×0.3+(6個×1000円-1個×300)×0.3+(7個×1000円)×0.1
      930円+1320円+1710円+700円
      4660円

上記計算結果より、仕入れ個数6個の場合 が利益の期待値が最大となる。

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問題77

散布図のうち「負の相関」を示すものはどれか。

解答:イ

<解説>

× “相関なし”である。
“負の相関”である。
× “相関なし”である。
× “正の相関”である。

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問題78

親和図法を説明したものはどれか。

事態の進展とともに様々な事象が想定される問題について対応策を検討し,望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。
収集した情報を相互の関連によってグループ化し,解決すべき問題点を明確にする方法である。
複雑な要因が絡み合う事象について,その事象間の因果関係を明らかにする方法である。
目的・目標を達成するための手段・方策を順次展開し,最適な手段・方策を追求していく方法である。

解答:イ

<解説>

親和図法とは、図解の対象となる定性情報を親和性(意味や性質が似ている)のある情報同士で整理、集約し、ボトムアップ思考で情報の統合を進め、全体像の把握や新しい発想を導き出すことに適した図法である。

× PDPC法の説明である。
親和図法の説明である。
× 連関図C法の説明である。
× 系統図法の説明である。

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問題79

著作権法で保護されるものはどれか。

アルゴリズム
コンパイラのプログラム
プログラム言語
プロトコル

解答:イ

<解説>

著作権法で保護されるものを例示すると、おおむね次のとおりである。
  1. 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
  2. 音楽の著作物
  3. 舞踏又は無言劇の著作物
  4. 絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
  5. 建築の著作物
  6. 地図又は学術的な性質を有する図画、図表、模型その他の図形の著作物
  7. 映画の著作物
  8. 写真の著作物
  9. プログラムの著作物
× アルゴリズムは保護の対象とならない。
コンパイラのプログラムは、プログラムの著作物となるので著作権法で保護される。
× プログラム言語は保護の対象とならない。
× プロトコルは保護の対象とならない。

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問題80

派遣元会社A社と派遣先会社B社が派遣契約を結び,A社は社員であるN氏を派遣した。労働者派遣法に照らして適切な行為はどれか。

B社の繁忙期とN氏の休暇申請が重なったので,B社から直接N氏に休暇の変更を指示した。
N氏からの作業環境に関する苦情に対し,B社は雇用関係にないので,対応はA社だけで行った。
N氏は派遣期間中の仕事に関する指示を,B社の担当者から直接受けることにした。
派遣期間中にN氏の作業時間が空いたので,B社は派遣取決め以外の作業を依頼した。

解答:ウ

<解説>

× N氏はA社と雇用関係にある。したがって、休暇申請はA社に提出する。
× 法律では、派遣元であるA社と派遣先業者であるB社が誠意をもって対応する必要がある。
B社とN氏は指揮命令関係にある。したがって、派遣期間中の仕事に関する指示を,B社の担当者から直接受けてもよい。
× 派遣先企業は派遣取決め以外の作業を依頼してはいけない

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