必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度秋季問題

問題16

システムの信頼性向上技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。

故障が発生したときに、あらかじめ指定された安全な状態にシステムを保つことをフェールソフトという。
故障が発生したときに、あらかじめ指定されている縮小した範囲のサービスを提供することをフォールトマスキングという。
故障が発生したときに、その影響が誤りとなって外部にでないように訂正することをフェールセーフという。
故障が発生したときに対処するのではなく、品質管理などを通じてシステム構成要素の信頼性を高めることをフォールトアボイダンスという。

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問題17

3台の装置X~Zを接続したシステムA,Bの稼動率について、適切なものはどれか。ここで、3台の装置の稼働率は、いずれも0より大きく1より小さいものとする。

各装置の稼働率の値によって、AとBの稼働率のどちらが高いかは変化する。
常にAとBの稼働率は等しい。
常にAの稼働率が高い。
常にBの稼働率が高い。

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問題18

五つのタスクA~Eの優先度と、各タスクを単独で実行した場合のCPUと入出力装置(I/O)の動作順序と処理時間は、表のとおりで ある。優先度“高"のタスクAとB~Eのどのタスクを組み合わせれば、組み合わせたタスクが同時に実行を開始してから、両方のタスクの実行が終了するまで の間のCPUの遊休時間をゼロにできるか。ここで、I/Oは競合せず、OSのオーバヘッドは無視できるものとする。また、表の( )内の数字は処理時間を表すものとする。

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問題19

ほとんどのプログラムの大きさがページサイズの半分以下のシステムにおいて、ページサイズを半分にしたときに予想されるものはどれか。ここで、このシステムは主記憶が不足しがちで、多重度やスループットなどはシステム性能の限界で運用しているものとする。

ページサイズが小さくなるので、領域管理などのオーバヘッドが減少する。
ページ内に余裕がなくなるので、ページ置換えによってシステム性能が低下する。
ページ内の無駄な空き領域が減少するので、主記憶不足が緩和される。
ページフォールトの回数が増加するので、システム性能が低下する。

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問題20

UNIXのデーモンに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

OSがアプリケーション間の連携機能として提供するサービスであり、これを使うと表計算ソフトで作成したグラフをワープロソフトの文書に取り込むことが可能になる。
OSがアプリケーションに対して呼出し方式で提供するシステムサービスであり、呼出し方式が同じであれば、アプリケーションはOSの差を意識しなくてもよい。
OSと同時又は必要に応じて起動され、バックグラウンドで常に動作しており、プリントキューからの印刷を管理したり、通信などの機能を提供する。
OSと利用者のインタフェースを提供するプログラムであり、利用者がログインすると指定されたものが起動される。

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