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平成30年度春季問題

問題15

フェールソフトの説明として、適切なものはどれか。

システムの一部に故障や異常が発生したとき、データの消失、装置の損傷及びオペレーターに対する危害が起こらないように安全な状態に保つ。
システムの運用中でも故障部分の修復が可能で、24時間365日の連続運転を可能にする。
装置の一部が故障しても、システムの全面的なサービス停止にならないようにする。
利用者が決められた順序でしか入力できないようにするなどして、単純なミスが起こらないようにする。

フェールソフトの説明として、適切なものはどれか。

システムの一部に故障や異常が発生したとき、データの消失、装置の損傷及びオペレーターに対する危害が起こらないように安全な状態に保つ。
システムの運用中でも故障部分の修復が可能で、24時間365日の連続運転を可能にする。
装置の一部が故障しても、システムの全面的なサービス停止にならないようにする。
利用者が決められた順序でしか入力できないようにするなどして、単純なミスが起こらないようにする。

解答:ウ

<解説>

フェールソフトとは、システム障害時に、機能低下を許しても、被害を最小限に抑えシステムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行する設計である。

× システムの一部に故障や異常が発生したとき、データの消失、装置の損傷及びオペレーターに対する危害が起こらないように安全な状態に保つのはフェールセーフである。
フェールセーフとは、異常の発生時にシステムを停止させるか,人間系(オペレータなど)に処理の続行判断を委任し,必ずより安全な状態にシステムを導く方式。
× システムの運用中でも故障部分の修復が可能で、24時間365日の連続運転を可能にするのは、フォールトトレラントである。
フォールトトレラントとは、信頼性に大きく影響する機器などを複数備えて故障に対処するなどの方法で,システムの信頼性を高める方式。
装置の一部が故障しても、システムの全面的なサービス停止にならないようにするのはフェールソフトである。
フェールソフトとは、異常の発生時にシステムの機能を縮退させた上で,異常の影響のない機器を活用して,性能が低下しても処理をできる限り継続する方式。
× 利用者が決められた順序でしか入力できないようにするなどして、単純なミスが起こらないようにするのは、フールプルーフである。
フールプルーフとは、不特定多数の人が操作しても誤操作が起こりにくいように,誤操作自体をできなくしたり,エラーメッセージを表示して処理をやり直させたりする考え方のこと。