必ず受かる情報処理技術者試験

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平成20年度秋季解答

問題6

0~9の数字と空白文字を組み合わせて長さ3の文字列を作る。先頭1文字には数字を使えるが,空白文字は使えない。2文字目以降には空白文字も使えるが,空白文字の後に数字を並べることは許されない。何通りの文字列を作ることができるか。ここで,同じ数字の繰返し使用を許すものとする。

1110
1111
1210
1331

解答:ア

<解説>

  1. 先頭1文字目が0,1,…,9のいずれかで,2文字目以降が空白の場合→10通り
  2. 先頭1文字目と2文字目が0,1,…,9のいずれかで,3文字目が空白の場合→10×10=100通り
  3. 先頭1文字目,2文字目,3文字目が0,1,…,9のいずれかである場合→10×10×10=1000通り
  4. 1~3の合計を求める。10+100+1000=1110通りである。

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問題7

図の線上を,点 P から点 R を通って,点 Q に至る最短経路は何通りあるか。

16
24
32
60

解答:エ

<解説>

  1. PからRまでの最短経路を計算する。
    「↑↑→→」、「↑→↑→」、「↑→→↑」、「→↑↑→」、「→↑→↑」、「→→↑↑」
  2. RからQまでの最短経路を計算する。
    「↑↑→→→」、「↑→↑→→」、「↑→→↑→」、「↑→→→↑」、「→↑↑→→」、
    「→↑→↑→」、「→↑→→↑」、「→→↑↑→」、「→→↑→↑」、「→→→↑↑」
  3. 全体の経路を計算する。
    6×10=60

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問題8

5本のくじがあり,そのうち2本が当たりである。くじを同時に2本引いたとき,2本とも当たりとなる確率は幾らか。

1
25
1
20
1
10
4
25

解答:ウ

<解説>

5本のくじのうち2本が当たりなので、1本目が当たる確率は、 2 である。
5
残った4本のうち1本が当たりなので、2本目が当たる確率は、 1 である。
4
よって2本とも当たりとなる確率は、 2 × 1 = 2 = 1 である。
5 4 20 10
である。

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問題9

関数 eq(X,Y) は、引数 X と Y の値が等しければ 1 を返し、異なれば 0 を返す。整数 A、B、C について、eq(eq(A,B),eq(B,C)) を呼び出したとき、1 が返ってくるための必要十分条件はどれか。

(A = B かつ B = C) 又は (A ≠ B かつ B ≠ C)
(A = B かつ B = C) 又は (A ≠ B 又は B ≠ C)
(A = B かつ B = C) 又は (A ≠ B かつ B ≠ C)
(A = B 又は B = C) 又は A = C

解答:ア

<解説>

eq(eq(A,B),eq(B,C))が1を返すのは、①eq(A,B)とeq(B,C)がどちらも1を返す場合または②eq(A,B)とeq(B,C)がどちらも0を返す場合です。
①になるための条件はA=BかつB=C,②こなるための条件はA≠BかつB≠Cなので,全体の必要条件は「①または②である。

正解はアである。

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問題10

次の真理値表の演算結果を表す論理式はどれか。ここで,+は論理和,・は論理積を表す。

(x ・ y) + z
(x + y) ・ z
x ・ (y + z)
x + (y ・ z)

解答:ウ

<解説>

よってウが正解である。

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