必ず受かる情報処理技術者試験

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平成23年度秋季解答

問題21

小さいアプリケーションプログラムを意味し,コンパイル済みのオブジェクトコードがサーバに格納されていて,クライアントからの要求によってクライアントへ転送されて実行されるプログラムはどれか。

アプレット
サーブレット
スクリプト
スレッド

解答:ア

<解説>

アプレットとは小さなアプリケーションを意味する。他のアプリケーションの中に組み込まれて実行される。
× サーブレットとは、サーバ上でウェブページなどを動的に生成したりデータ処理を行うために作成されたプログラム及びその仕様である。
× スクリプトとは、簡易的なスクリプト言語である。
× スレッドとは、並列処理に対応したOS上でのプログラムの最小の実行単位をスレッドのことである。

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問題22

コンパイラにおける最適化の説明として,適切なものはどれか。

オブジェクトコードを生成する代わりに,インタプリタ用の中間コードを生成する。
コンパイルを実施するコンビュータとは異なるアーキテクチャをもったコンピュータで動作するオブジェクトコードを生成する。
プログラムコードを解析して,実行時の処理効率を高めたオブジェクトコードを生成する。
プログラムの実行時に,呼び出されたサブプログラム名ゃある時点での変数の内容を表示するようなオブジェクトコードを生成する。

解答:ウ

<解説>

コンパイラの最適化とは、実行ファイルを効率化し、実行時間やメモリ使用量などを最小化するようコンパイラの出力を調整する処理である。

× 中間言語コンパイラ(バイトコードコンパイラ)に関する説明である。
× クロスコンパイラに関する説明である。
コンパイラの最適化に関する説明である。
× トレーサに関する説明である。

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問題23

静的テストツールの機能に分類されるものはどれか。

ソースコードを解析して,プログラムの誤りを検出する。
テスト対象モジュールに必要なドライバ又はスタブを生成する。
テストによって実行した経路から網羅度を算出する。
プログラムの特定の経路をテストするためのデータを生成する。

解答:ア

<解説>

テストには動的テスト(実際のプログラムを動作させてみて、その結果を確認するテスト)と静的テスト(プログラムを動作させずに行うテスト)がある。

イ,ウ,エはプログラムを実行しないと確認ができないので、動的テストである。

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問題24

RFIDの活用事例として,適切なものはどれか。

紙に印刷されたディジタルコードをリーダで読み取ることによる情報の入力
携帯電話とヘッドフォンとの聞の音声データ通信
赤外線を利用した近距離データ通信
微小な無線チップによる人又は物の識別及び管理

解答:エ

<解説>

RFID(Radio Frequency IDentification)とは、ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm~数m)の無線通信によって情報をやりとりするもの、および技術全般を指す。

× バーコードリーダに関する説明である。
× Bluetoothに関する説明である。
× IrDAに関する説明である。
RFIDに関する説明である。

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問題25

フラッシュメモリに関する記述として,適切なものはどれか。

高速に書換えができ, CPUのキャッシュメモリなどに用いられる。
紫外線で全内容の消去ができる。
周期的にデータの再書込みが必要である。
ブロック単位で電気的に消去できる。

解答:エ

<解説>

フラッシュメモリは、データの消去・書き込みを自由に行うことができ、電源を切っても内容が消えない(不揮発性)半導体メモリの一種である。USBメモリやSDメモリなどに使用されている。

× SRAM(Static Random Access Memory)に関する説明である。
× EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)に関する説明である。
× DRAM(Dynamic RAM)に関する説明である。
フラッシュメモリに関する説明である。

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