必ず受かる情報処理技術者試験

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平成25年度春季解答

問題6

図は,逆ポーランド表記法で書かれた式 abcd++++ をスタックで処理するときのスタックの変化の一部を表している。この場合,スタックの深さは最大で4となる。最大のスタックの深さが最も少ない逆ポーランドの式はどれか。

ab+c+d+
ab+cd++
abc++d+
abc+d++

解答:ア

<解説>

ア~エは次の図のようになる。したがって、アがスタックの深さが最も少ない。

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問題7

10進法で5桁の数a1a2a3a4a5を,ハッシュ法を用いて配列に格納したい。ハッシュ関数を mod(a1+a2+a3+a4+a5,13)とし,求めたハッシュ値に対応する位置の配列要素に格納する場合,54321は配列のどの位置に入るか。ここで,mod(x,13)は,xを13で割った余りとする。

1
2
7
11

解答:イ

<解説>

ハッシュ法とは、関数を用いてレコードのキー値からレコードの格納アドレスを求めることによってアクセスする方法である。

与えられた値を代入すると次のようになる。

mod(a1+a2+a3+a4+a5,13)

=mod(5+4+3+2+1,13)

=mod(15,13)

=2

したがって、イが正解である。

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問題8

xとyを自然数とするとき,流れ図で表される手続を実行した結果として,適切なものはどれか。

解答:イ

<解説>

トレースすると次のようになる。

したがって、qには10÷3の商が入る。rには10÷3の余りが入る。

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問題9

50MIPSのプロセッサの平均命令実行時間は幾らか。

20ナノ秒
50ナノ秒
2マイクロ秒
5マイクロ秒

解答:ア

<解説>

1MIPSでは、1秒間に1× 10 6 の命令を実行することができる。

したがって、50 MIPS では、1秒間に50× 10 6 の命令を実行することができる。

1命令にかかる時間 1÷(50×106)
  0.00000002(秒)
  20 × 10 -9
  20ナノ秒

よってアが正解である。

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問題10

主記憶のデータを図のように参照するアドレス指定方式はどれか。

間接アドレス指定
指標アドレス指定
相対アドレス指定
直接アドレス指定

解答:ア

<解説>

間接アドレス指定は、データが格納されている記憶場所のアドレスを格納している場所のアドレスを指定する方式。
× 指標アドレス指定は、アドレス部のアドレスとCPU内の指標レジスタに格納されているアドレスを加算して、データが格納されている記憶場所の実行アドレスを求める方式。
× 相対アドレス指定は、命令のアドレス部の値とプログラムカウンタの値を 加算した値を使用する方式
× 直接アドレス指定は、データが格納されている記憶場所のアドレスをアドレス部で指定する方式

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