平成27年度春季問題
問題6
プロセスのスケジューリングに関する記述のうち、ラウンドロビン方式の説明として、適切なものはどれか。
ア | 各プロセスに優先度が付けられていて、後に到着してもプロセスの優先度が処理中のプロセスよりも高ければ、処理中のものを中断し、到着プロセスを処理する。 |
イ | 各プロセスに優先度が付けられていて、イベントの発生を契機に、その時点で最高優先度のプロセスを実行する。 |
ウ | 各プロセスの処理時間に比例して、プロセスのタイムクウォンタムを変更する。 |
エ | 各プロセスを待ち行列の順にタイムクウォンタムずつ処理し、終了しないときは待ち行列の最後につなぐ。 |
問題7
真理値表に示す3入力多数決回路はどれか。
問題8
拡張現実(AR:Augmented Reality)の例として、最も適切なものはどれか。
ア | SF映画で都市空間を乗り物が走り回るアニメーションを、3次元空間上に設定した経路に沿って視点を動かして得られる視覚情報を基に作成する。 |
イ | アバタの操作によって、インターネット上で現実世界を模した空間を動きまわったり、会話したりする。 |
ウ | 実際には存在しない衣料品を仮想的に試着したり、過去の建築物を3次元CGで実際の画像上に再現したりする。 |
エ | 臨場感を高めるために大画面を用いて、振動装置が備わった乗り物に見立てた機器に人間が搭乗し、インタラクティブ性が高いアトラクションを体感できる。 |
問題9
DBMSに実装すべき原子性(atomicity)を説明したものはどれか。
ア | 同一のデータベースに対する同一処理は、何度実行しても結果は同じである。 |
イ | トランザクションが完了すると、その後にハードウェア障害が発生しても、更新されたデータベースの内容は保証される。 |
ウ | トランザクション内の処理は、全て実行されるか、全て取り消されるかのいずれかしかない。 |
エ | 一つのトランザクションの処理結果は、他のトランザクション処理の影響を受けることはない。 |
問題10
CSMA/CD方式に関する記述として、適切なものはどれか。
ア | 衝突発生時の再送動作によって、衝突の頻度が増すとスループットが下がる。 |
イ | 送信要求の発生したステーションは、共同伝送路の搬送波を検出してからデータを送信するので、データ送出後は衝突は発生しない。 |
ウ | ハブによって複数のステーションが分岐接続されている構成では、衝突の検出ができないので、この方式は使用できない。 |
エ | フレームとしては任意長のビットが直列に送出されるので、フレーム長がオクテットの整数倍である必要はない。 |
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