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平成26年度春季問題

問題13

PMBOKのリスクマネジメントにおけるリスク対応戦略の適用に関する記述のうち、適切なものはどれか。

強化は、マイナスのリスクに対して使用される戦略である。
共有は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
受容は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
転嫁は、プラスのリスクに対して使用される戦略である。

PMBOKのリスクマネジメントにおけるリスク対応戦略の適用に関する記述のうち、適切なものはどれか。

強化は、マイナスのリスクに対して使用される戦略である。
共有は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
受容は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
転嫁は、プラスのリスクに対して使用される戦略である。

解答:ウ

<解説>

リスクマネジメントとは、プロジェクトのリスクを識別し、分析し、リスクに対応するための系統的なプロセスで、プロジェクトの目標に対してプラスに働く事象(プラスのリスク)には、それが起こる確率とその発生結果が最大となるように、マイナスに働く事象(マイナスのリスク)については、逆に最小となるようにすることである。

マイナスのリスク及びプラスのリスクに対する戦略にはそれぞれ4種類ある。

■マイナスのリスク

回避
リスクを避けるためプロジェクトマネジメント計画を変更する。
転嫁
脅威への対応を取る責任と共に脅威によるマイナスの影響の一部または全部を第三者に移転する。
軽減
発生確率と発生結果のいずれかあるいは両方を受容可能な限界値まで減らす。
受容
回避,転嫁,軽減などの対応策を実勢せず、リスクの存在をそのまま受け入れる。

■プラスのリスク

活用
好機が確実に到来するため、何らかの策を講じる。
共有
好機をとらえる能力の最も高い第三者に好機を実行する権限を移転する。
強化
好機の発生確率やプラスの影響を増加させるための策を講じる。
受容
積極的に利益は追求しないが、好機の実現時に利益を享受する。
× 強化は、プラスのリスクに対して使用される戦略である。
× 共有は、プラスのリスクに対して使用される戦略である。
受容は、プラスのリスクとマイナスのリスクのどちらにも使用される戦略である。
× 転嫁は、マイナスのリスクに対して使用される戦略である。