必ず受かる情報処理技術者試験

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平成23年度秋季解答

問題16

プロジェクトのスケジュールを管理する“クリティカルチェーン法”の特徴はどれか。

クリティカルパス上の作業に生産性を向上させるための開発ツールを導入する。
クリティカルパス上の作業に要員を追加投入する。
クリティカルパス上の選考作業が終了する前に後続作業に着手し、並行して実施する。
クリティカルパスを守るために、フィーディングバッファと所要時間バッファを設ける。

解答:エ

<解説>

クリティカルチェーン法は、プロジェクトなどにおいて、それを構成する各作業の実行順序を考えたとき、「作業工程上の従属関係」と「リソースが限られているために発生する従属関係」の双方を考慮した上で、最も時間的に長く掛かる作業の連鎖のこと。作業完了に要する所用期間を決定する。

× クラッシングの特徴である。
× クラッシングの特徴である。
× ファスト・トラッキングの特徴である。
クリティカルチェーン法の特徴である。

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問題17

プロジェクトの進捗管理をEVM(Earned Value Management)で行っている。 コストが超過せず、納期も遅れないと予想されるプロジェクトはどれか。 ここで、それぞれのプロジェクトの開発の生産性は今までと変わらないとする。

解答:ウ

<解説>

EVM(Earned Value Management:アーンドバリュー分析)とは、プロジェクトマネジメントにおいて進捗状況の把握・管理を行う手法である。

EVMでは、コスト,スケジュール(進捗)の両面からプロジェクトの状況とパフォーマンスを数値化することができる。

EVM の基本となる 3 つの値である PV (実行予算) 、EV (達成額) 、AC (実績コスト) を見ていくことで、コストの超過やスケジュールの遅延を数値的に分析することができる。

PV(Planned Value:実行予算)
計画時点で見積もった予算コスト
EV(Earned Value:達成額)
現時点までに完成した作業の予算コスト
AC(Actual Cost:実績コスト)
現時点までに完了した作業の実コスト

 

したがって、コストが超過せず、納期も遅れないと予想されるプロジェクトとは、

  • 「コストが超過しない」⇒AC(Actual Cost:実績コスト)がEV(Earned Value:達成額)以下である。
  • 「納期も遅れない」⇒EV(Earned Value:達成額)がPV(Planned Value:実行予算)以上である。

となる。

よって、ウが正解である。

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問題18

定性的リスク分析の活動として、適切なものはどれか。

検討対象以外の全ての不確実なベースライン値に固定した状態で、プロジェクトの個々の不確定要素が、検討対象の目標に与える影響の度合いを調べる。
デシジョンツリー図を使用して、選択肢に対する期待金額価値(EMV)を比較する。
リスクに関するインタビューを通じて、各WBS要素に対する三点見積りをする。
リスクの発生確率を影響度を評価して、識別したリスクに等級付けをする。

解答:エ

<解説>

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問題19

MPUの高速化技術の一つであるスーパスカラの特徴として適切なものはどれか。

同時に実行可能な複数の動作をまとめて一つの命令として実行する。
独立した複数の命令ストリームを用意し、これらの実行を適宜切り替えながら行う。
パイプラインの深さを増やすとともに、パイプラインピッチを短くして、平均命令実行時間を短縮する。
パイプラインを複数用意し、同時に複数の命令を実行する。

解答:エ

<解説>

スーパスカラとは、プロセッサの中に複数の処理系統(パイプライン)を用意し、複数の命令を並列に処理することである。

× VLIW(Very Long Instruction Word:超長命令語)の説明である。
× マルチスレッドの説明である。
× スーパパイプラインの説明である。
スーパスカラの説明である。

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問題20

ECCメモリで、2ビットの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正するために用いるものはどれか。

偶数パリティ
垂直パリティ
チェックサム
ハミング符号

解答:エ

<解説>

× 偶数パリティとは、同じブロック内の1のビットの数が偶数になるようにパリティビットを付加したもの。1ビットの誤りを検出することができる。誤りの有無を検出する方式であり誤り訂正はできない。
× 垂直パリティとは、同じブロック内の1のビットの数が奇数になるようにパリティビットを付加したもの。1ビットの誤りを検出することができる。誤りの有無を検出する方式であり誤り訂正はできない。
× チェックサムとは、データを送受信する際の誤り検出方法の一つ。送信前にデータを分割し、それぞれのブロック内のデータを数値とみなして合計を取ったものである。誤りの有無を検出する方式であり誤り訂正はできない。
ハミング符号とは、情報を記録する際に、実際のデータに加えてエラーチェック用のコードを付加しておき、読み出したときにそれを検証して、正しいかどうかを判断する技術のこと。 ECC付きメモリーやRAID2などで使われる。2ビットの誤り検出機能と,1ビットの誤り訂正機能を持つ。

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