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平成26年度春季問題

問題27

次の表はどこまで正規化されたものか。

第2正規形
第3正規形
第4正規形
非正規形

次の表はどこまで正規化されたものか。

第2正規形
第3正規形
第4正規形
非正規形

解答:ア

<解説>

データの正規化とは,データの重複をなくすことにより,データの管理を容易にしたり,データを多様な目的に用いるのに有効な方法で,データベースの構築の基本になる技法である。

通常、正規化は第1正規形~第3正規形の3段階で行う。

  • 第1正規化:繰り返し部分を別レコードとして分離し固定長レコードにする。
  • 第2正規化:レコードの主キーに完全従属する属性と、主キーの一部分にのみ部分従属する属性を別のレコードとして分離させる。
  • 第3正規化:主キー以外の属性に従属する属性を別レコードに分割する。
  1. 問題文の表は繰り返し項目がないため、第1正規化を満たしている。
  2. 候補キーとなるものは従業員番号だけなので、第2正規化を満たしている。
  3. 第3正規化の条件(非キー項目は全てキー項目に関係従属し、非キー項目のいずれかが他の非キー項目に関係従属していない=推移的関係従属)は満たしていない。

したがって、アが正解である。