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平成22年度春季解答
問題1
16 進小数 2A.4C と等しいものはどれか。
ア | 25+23+21+2-2+2-5+2-6 |
イ | 25+23+21+2-1+2-4+2-5 |
ウ | 26+24+22+2-2+2-5+2-6 |
エ | 26+24+22+2-1+2-4+2-5 |
解答:ア
<解説>
- 16 進小数 2A.4C を2進数に変換する。
- 2進数の桁の値と重みより変換する。
- 2より25 +23 +21 +2-2 +2-5 +2-6となる。
よって正解はアとなる。
問題2
X 及び Y はそれぞれ0又は1の値をとる変数である。 X □ Y を X と Y の論理演算としたとき,次の真理値表が得られた。 X □ Y の真理値表はどれか。
解答:ウ
<解説>
- X,Yが0のときX OR (X □Y )が1、
X が0,Y がともに1のときX OR (X □Y )が1となるためには,(X □Y )が1でなくてはならない。
選択肢の中でこれを満たすのは、ウとエである。
- X が1,Y が0のときX AND (X □Y )が0となるためには,(X □Y )が1でなくてはならない
X,Y がともに1のときX AND (X □Y )が1となるためには,(X □Y )が1でなくてはならない。
- よって真理値表は、次のようになる。
問題3
A=1,B=3,C=5,D=4,E=2 のとき,逆ポーランド表記法で表現された式 AB+CDE/-* の演算結果はどれか。
ア | -12 |
イ | 2 |
ウ | 12 |
エ | 14 |
解答:ウ
<解説>
- AとBの加算は、(A+B)となる。
- DとEの除算は、(D/E)となる。
- Cと2の減算は、(C-(D/E))となる。
- 1と3の乗算は、(A+B)*(C-(D/E))となる。
- A=1,B=3,C=5,D=4,E=2 を代入すると、(1+3)*(5-(4/2))=4*(5-2)=4*3=12
問題4
フィードバック制御の説明として、適切なものはどれか。
ア | 外乱による影響を検知してから修正動作を行う。 |
イ | 外乱に弱く,それらの影響を増幅させてしまう。 |
ウ | 外乱を検知して,その影響が出ないように修正動作を行う。 |
エ | 外乱を予測して修正動作を行う。 |
解答:ア
<解説>
フィールドバック制御とは、出力の信号を入力側に送り返して適切な目標値または基準値になるように出力を制御するものである。
外乱による出力側の影響を検知して入力側に戻して目標値と比較し,修正動作を行う。
なお、外乱とは制御を乱すような外的な作用のことである。
例)制御対象に急に風が当たり、制御対象の性質が多少変化する等
ア | ○ | フィードバック制御に関する説明である。 |
イ | × | シーケンス制御に関する説明である。 |
ウ | × | フィードフォワード制御に関する説明である。 |
エ | × | 予測制御に関する説明である。 |
問題5
双方向のポインタをもつリスト構造のデータを表に示す。この表において新たな社員Gを社員Aと社員Kの間に追加する。追加後の表のポインタa~fの中で追加前と比べて値が変わるポインタだけをすべて列記したものはどれか。
ア | a,b,e,f |
イ | a,e,f |
ウ | a,f |
エ | b,e |
解答:ウ
<解説>
- 追加前の表は次の通りである。順番は、社員A→社員K→社員Tである。
- 順番は、社員A→社員G→社員K→社員Tの順番である。
- 逆の順番は、社員T→社員K→社員G→社員Aである。
- 問題は、追加前と比べて値が変わるポインタだけ求めることである。
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