平成24年度秋季問題
問題16
コンピュータシステムの信頼性に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア | システムの遠隔保守は,MTTRを長くし,稼働率を向上させる。 |
イ | システムの稼働率は,MTTRとMTBFを長くすることで向上する。 |
ウ | システムの構成が複雑なほど,MTBFは長くなる。 |
エ | システムの予防保守は,MTBFを長くするために行う。 |
問題17
タスクスケジューリング方式の説明のうち,特定のタスクがCPU資源の割当てを待ち続ける可能性が最も高いものはどれか。
ア | 各タスクの優先度を決めて,優先度が高い順に実行し,CPU割当てまでの待ち時間の長さに応じて優先度を徐々に上げていく。 |
イ | 各タスクを実行可能待ち行列に置かれた順に実行し,一定時間が経過したら実行を中断して実行可能待ち行列の最後尾に加える。 |
ウ | 処理予定時間が最も短いタスクから順に処理を実行する,現在実行中の処理が終了するか,または何らかの要因によって中断されたとき,次のタスクを開始する。 |
エ | タスクがシステムに到着した順に実行可能待ち行列の最後尾に加え,常に実行可能待ち行列の先頭のタスクにCPUを割り当てる。 |
問題18
OSが記憶領域の割当てと解放を繰り返すことによって,細切れの未使用領域が多数できてしまう場合がある。この現象を何というか。
ア | コンパクション |
イ | スワッピング |
ウ | フラグメンテーション |
エ | ページング |
問題19
ページング方式の仮想記憶において,ページ置換えアルゴリズムにLRU方式を採用する。主記憶に割り当てられるページ枠が4のとき,ページ1,2,3,4,5,2,1,3,2,6の順にアクセスすると,ページ6をアクセスする時点で置き換えられるページはどれか。ここで,初期状態では主記憶にどのページも存在しないものとする。
ア | 1 |
イ | 2 |
ウ | 4 |
エ | 5 |
問題20
プログラムを構成するモジュールの結合を,プログラムの実行時に行う方式はどれか。
ア | インタプリタ |
イ | オーバーレイ |
ウ | 静的リンキング |
エ | 動的リンキング |
お問い合わせ