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平成23年度特別解答
問題1
コンピュータプログラムの開発や作成に関する行為のうち、著作権侵害となるものはどれか。
ア | インターネットからダウンロードしたHTMLのソースを流用して、別のWebページを作成した。 |
イ | インターネットの掲示板で議論されていたアイディアを基にプログラムを作成した。 |
ウ | 学生のころに自分が作成したプログラムを使い、会社業務の作業効率を向上させるためのプログラムを作成した。 |
エ | 購入した書籍に掲載されていた流れ図を基にプログラムを作成した。 |
解答:ア
<解説>
ア | ○ | インターネットからダウンロードしたHTMLのソースを流用して、別のWebページを作成する行為は著作権侵害となる。 |
イ | × | アイディアは、著作権の保護対象とならない。 |
ウ | × | 学生のころに自分が作成したプログラムの著作権は本人にある。したがって、著作権侵害とはならない。 |
エ | × | 流れ図(アルゴリズム)は、著作権の保護対象とならない。 |
問題2
労働派遣に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 派遣先企業には派遣労働者からの苦情処理に当たることは認められていない。 |
イ | 派遣された労働者を別会社へ再派遣することは認められていない。 |
ウ | 派遣労働者の就業場所の変更を伴う配置転換は、派遣先企業に認められている。 |
エ | 派遣労働者への指揮命令権は派遣元企業に認められている。 |
解答:イ
<解説>
ア | × | 派遣先起業は、当該苦情の内容を派遣元事業主に通知するとともに、当該派遣元事業主との密接な連携の下に、誠意をもって、遅滞なく、当該苦情の適切かつ迅速な処理を図らなければならない。 |
イ | ○ | 派遣された労働者を別会社へ再派遣すること(二重派遣)は違法行為である。 |
ウ | × | 派遣労働者の就業場所の変更を伴う配置転換は、派遣先企業に認められていない。 |
エ | × | 派遣労働者への指揮命令権は派遣先企業に認められている。 |
問題3
評価指標には目標の達成度を評価する指標と、目的達成の手段を評価する2種類がある。“社員の英語力を向上する"との目標を設定したとき、目標の達成度を示している指標として、適切なものはどれか。
ア | 英語学習の重要性に関する社長メッセージの社員認知率が80%以上 |
イ | 英語力テストでの650点以上の得点者比率が60%以上 |
ウ | 英語力テストへの社員参加率が90%以上 |
エ | 月例の社内英語研修の開催率が90%以上 |
解答:イ
<解説>
ア | × | 目標達成の手段を評価する指標である。 |
イ | ○ | 目的の達成度を評価する指標である。 |
ウ | × | 目標達成の手段を評価する指標である。 |
エ | × | 目標達成の手段を評価する指標である。 |
問題4
図の手順でソフトウェアを調達するとき、①に該当する項目として、最も適切なものはどれか。ここで、ア~エは、①~④のいずれかに該当するものとする。
ア | RFP説明 |
イ | 調達先選定基準作成 |
ウ | 提案書作成 |
エ | 提案書評価 |
解答:イ
<解説>
ア | × | RFP(Rrequest For Proposal:提案依頼書)説明は、ベンダ(ソフトウエアの提供元)に対して行う。 ⇒②に該当する。 |
イ | ○ | 調達先候補の選定より前に調達先選定基準を作成する必要がある。 ⇒ ①に該当する。 |
ウ | × | 提案書作成はベンダが行う。 ⇒③に該当する。 |
エ | × | ベンダあ作成した提案書を評価するのはユーザである。 ⇒④に該当する。 |
問題5
ソフトウェアライフサイクルを企画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセス、運用プロセスに分けたとき、企画プロセスの成果として、適切なものはどれか。
ア | 開発するソフトウェアの要件が定義され、レビューされている。 |
イ | システムに対する要件と制約条件が定義され、合意されている。 |
ウ | システムを実現するための実施計画が策定され、承認されている。 |
エ | データベースが最上位のレベルで設計され、レビューされている。 |
解答:ウ
<解説>
ア | × | 開発プロセスの成果である。 |
イ | × | 要件定義プロセスの成果である。 |
ウ | ○ | 企画プロセスの成果である。 |
エ | × | 開発プロセスの成果である。 |
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