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令和4年度秋季問題
問題6
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば,対象群"資源"に属するプロセスである"資源の管理"の目的はどれか。
ア | 活動リストの活動ごとに必要な資源を決定する。 |
イ | 継続的にプロジェクトチーム構成員のパフォーマンス及び相互関係を改善する。 |
ウ | チームのパフォーマンスを最大限に引き上げ,フィードバックを提供し,課題を解決し,コミュニケーションを促し,変更を調整して,プロジェクトの成功を達成する。 |
エ | プロジェクトの要求事項を満たすように,プロジェクト作業の実施に必要な資源を確保し,必要な方法で配分する。 |
問題7
EVMを使用してマネジメントをしているプロジェクトで,進捗に関する指標値は次のとおりであった。このプロジェクトに対する適切な評価と対策はどれか。
〔進捗に関する指標値〕
CPI(コスト効率指数):0.9
SPI(スケジュール効率指数):1.1
BAC(完成時総予算)に基づくTCPI(残作業効率指数):1.2
ア | コストが予算を超えているが,スケジュールには余裕があり,残作業のコスト効率を計画よりも上げる必要はないので,CPIに基づいて完成までに必要なコストを予測する。 |
イ | コストが予算を超えているので,完成時総予算を超過するおそれがあるが,スケジュールには余裕があるので,残作業のコスト効率を上げる対策を検討するか,コンティンジェンシー予備費の使用を検討する。 |
ウ | コストには余裕があるが,スケジュールが予定より遅れており,残作業のコスト効率を計画よりも上げる必要があるので,ファストトラッキングなどを用いたスケジュール短縮を検討するとともに,コンティンジェンシー予備費の使用を検討する。 |
エ | コストには余裕があるので,残作業のコスト効率を計画よりも上げる必要はないが,スケジュールが予定より遅れているので,クラッシングなどを用いたスケジュール短縮を検討する。 |
問題8
ソフトウェア開発プロジェクトにおいてWBSを使用する目的として,適切なものはどれか。
ア | 開発の期間と費用がトレードオフの関係にある場合に,総費用の最適化を図る。 |
イ | 作業の順序関係を明確にして,重点管理すべきクリティカルパスを把握する。 |
ウ | 作業の日程を横棒(バー)で表して,作業の開始や終了時点,現時点の進捗を明確にする。 |
エ | 作業を階層的に詳細化して,管理可能な大きさに細分化する |
問題9
図のアローダイアグラムから読み取れることとして,適切なものはどれか。ここで,プロジェクトの開始日を1日目とする。

ア | 作業Cを最も早く開始できるのは6日目である。 |
イ | 作業Dはクリティカルパス上の作業である。 |
ウ | 作業Eの総余裕時間は30日である。 |
エ | 作業Fを最も遅く開始できるのは11日目である。 |
問題10
COCOMOには,システム開発の工数を見積もる式の一つとして次式がある。 開発工数=3.0×(開発規模)1.12 この式を基に,開発規模と開発生産性(開発規模/開発工数)の関係を表したグラフはどれか。ここで,開発工数の単位は人月,開発規模の単位はキロ行とする。

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