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平成23年度秋季問題
問題14
ある顧客層の今後3年間を通しての、年間顧客維持率が40%、1人当たり年平均売上高が200万円、売上高コスト比率が50%と想定される場合、今後3年間のLTV(顧客1人当たりの生涯価値)は何万円か。 ここで、割引率は考慮しなくてもよいものとする。
ア | 62.4 |
イ | 156 |
ウ | 210 |
エ | 312 |
ある顧客層の今後3年間を通しての、年間顧客維持率が40%、1人当たり年平均売上高が200万円、売上高コスト比率が50%と想定される場合、今後3年間のLTV(顧客1人当たりの生涯価値)は何万円か。 ここで、割引率は考慮しなくてもよいものとする。
ア | 62.4 |
イ | 156 |
ウ | 210 |
エ | 312 |
解答:イ
<解説>
LTVとは、一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす利益(価値)のこと。
プロダクト中心の従来のマーケーティングから顧客重視のマーケティングにシフトしてゆく中で注目されてきた概念のひとつ。激しい市場競争の中において、自社の顧客との良好な関係を構築し企業利益を向上させようとするCRMにおける重要な指標である。
LTV を算出する式は,LTV = 年間売上高 × 利益率 × 継続年数 である。
この式を本問にあてはめると, 次のようになる。
- 年間売上高 = 200 万円
- 利益率 = 100 %- 50 % = 50 % (売上高コスト比率より)
- 継続年数 =
1 年目 … 100 %
2 年目 … 40 % (年間顧客維持率より)
3 年目 … 16 % (40 %× 40 %より)
合計 156 % → 1.56 年
LTV = 200 万円 × 50 % × 1.56 = 156 万円 になる。
キーワード
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