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平成28年度秋季解答
問題1
8ビットのデータX 及びY の値をそれぞれ16進表現で0F、F0とするとき、8ビットのデータA の下位4ビットを反転させ、上位4ビットを0にする論理式はどれか。
ここで、X ・Y は論理積を表し、Z は否定を表す。
ア | A ・X |
イ | A ・Y |
ウ | A ・X |
エ | A ・Y |
解答:ウ
<解説>
ア | × | A・X= 0000 1010 → A・X = 1111 0101 |
イ | × | A・Y = 1010 0000 → A・Y = 0101 1111 |
ウ | ○ | A = 0101 0101 →A・ X= 0000 0101 |
エ | × | A = 0101 0101 →A・ Y= 0101 0000 |
以上から,下位4 ビットが反転し,上位4 ビットが0 になっているのはウである。
問題2
0≤x ≤1の範囲で単調に増加する連続関数f (x )がf (0)≤0≤f (1)を満たすときに、区間内でf (x ) = 0であるx の値を近似的に求めるアルゴリズムにおいて、(2)は何回実行されるか。
ア | 10 |
イ | 20 |
ウ | 100 |
エ | 1,000 |
解答:ア
<解説>
解説省略
問題3
逆ポーランド表記法で表された式を評価する場合、途中の結果を格納するためのスタックを用意し、式の項や演算子を左から右に順に入力し処理する。 スタックが図の状態のとき、入力演算子となった。 このときに行われる演算はどれか。 ここで、演算は中置表記法で記述するものとする。
ア | A 演算子 B |
イ | B 演算子 A |
ウ | C 演算子 D |
エ | D 演算子 C |
解答:ウ
<解説>
解説省略
問題4
次の表は、入力記号の集合が{0, 1}、状態集合が{a, b, c, d}である有限オートマトンの状態遷移表である。 長さ3以上の任意のビット列を左(上位ビット)から順に読み込んで最後が110で終わっているものを受理するには、どの状態を受理状態とすればよいか。
ア | a |
イ | b |
ウ | c |
エ | d |
解答:ウ
<解説>
入力によって様々な動作をするシステム(仕組み)をモデル化したものをオートマンという。また有限の状態を持ち現在の状態と入力から出力と次の状態を決めて動作するものを特に有限オートマンという。
有限オートマンには、開始と終了の時の状態が決まっており、最後の入力で終了するときの状態を受理状態という。
- 110の左端の1を読み込む:状態がa又はcの時はb、bまたはdの時はdに遷移する
- 110の中央の1を読み込む:状態がb又はdの時に1を読み込むとdに遷移する
- 110の右端の0を読み込む:状態がdの時に0を読み込むとcに遷移する
したがって、ウが正解である。
問題5
あるB木は、各節点に4個のキーを格納し、5本の枝を出す。 このB木の根(深さのレベル0)から深さのレベル2までの節点に格納できるキーの個数は、最大で幾つか。
ア | 24 |
イ | 31 |
ウ | 120 |
エ | 124 |
解答:エ
<解説>
解説省略
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