必ず受かる情報処理技術者試験

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平成18年度春季解答

問題26

コンピュータは、入力、記憶、演算、制御及び出力の五つの機能を実現する各装置から構成される。命令はどの装置から取り出され、どの装置で解釈されるか。

解答:イ

<解説>

一般的にコンピュータは「5大装置」と言われるハードウエアで構成されています。

装置 内容
入力装置 データやプログラム、操作を入力する装置。
出力装置 演算結果など、コンピュータの処理結果を外部に出力する装置。
記憶装置 制御装置や演算装置が直接プログラムやデータとやりとりできる装置であり、補助記憶装置に保存されている各種のプログラムは必ずここに読み込まれてから実行されます。
演算装置 データに対して各種の演算をする装置です。『算術論理演算装置』、『演算論理装置』などとよばれることもあります。
制御装置 主記憶装置上に存在するプログラムに書かれている命令を一つずつ順番に読み込んで解釈し、命令通りに実行するために他の装置に信号を送って制御する装置

命令は、記憶装置から取り出され、制御装置で解釈される。 よってイが正解である。

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問題27

仮想記憶におけるページ置換えアルゴリズムとしてFIFO方式を採用する。主記憶のページ枠が 3 で、プログラムが参照するページ番号の順序が、4 → 3 → 2 →1 → 3 → 5 → 2 のとき、ページインは何回行われるか。ここで、初期状態では、主記憶には何も読み込まれていないものとする。

2
3
5
6

解答:ウ

<解説>

下図より5回ページインが行われていることが分かる。よってウが正解である。

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問題28

特定のタスクが CPU 資源の割当てを待ち続ける可能性が高いタスクスケジューリング方式はどれか。

各タスクの優先度を決めて、優先度が高い順に実行するが、CPU 割当てまでの待ち時間の長さに応じて優先度を徐々に上げていく。
各タスクを CPU 待ち行列に置かれた順に実行し、一定時間が経過したら実行を中断して CPU 待ち行列の最後尾に加える。
処理予定時間が最も短いタスクから処理を実行する。現在実行中の処理が完結するか、又は何らかの要因によって中断されたとき、次のタスクを開始する。
タスクがシステムに到着した順に実行可能待ち行列の最後尾に加え、常に実行可能待ち行列の先頭のタスクに CPU を割り当てる。

解答:ウ

<解説>

× 優先順位方式に関する説明である。
× ラウンドロビン方式に関する説明である。
最小時間優先方式。処理予定時間が最も短いタスクから処理を実行する方式だと 特定のタスクが CPU 資源の割当てを待ち続ける可能性が高い。
× 到着順方式に関する説明である。

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問題29

次の条件で印刷処理を行う場合に、スプールファイルの全容量は最低何Mバイト必要か。
[条件]
(1) 同一のジョブを4回連続して、多重度1で実行する。
(2) ジョブの単独での実行時間は 20 分である。
(3) 単独でのジョブは、実行時に 400 M バイトの印刷用スプールファイルを確保し、そこに印刷データを出力する。
(4) ジョブ実行後、スプールファイルの内容が OS の印刷機能によって処理される。
(5) 印刷が完了すると、OS はスプールファイルを削除する。ここで、削除時間は考慮しないものとする。
(6) プリンタは1回であり、印刷速度は 100 M バイト当たり 10 分である。
(7) ジョブの実行と印刷処理は並行動作可能で、互いに影響を及ぼさないものとする。

400
800
1,200
1,600

解答:ウ

<解説>

  • ジョブが印刷データを出力する速度は 400 ÷ 20 = 20Mバイト/分
  • 印刷速度は 100 ÷ 10 = 10Mバイト/分
  • プリンタが 1 つのジョブを印刷するのにかかる時間は 400 ÷ 10 = 40分
  • ジョブが開始直後に 400M バイトのスプールファイルを確保して20 分毎に 400M バイトずつ増大する
  • 最初のジョブが実行されてから 20 分後から印刷処理が開始されて,40 分毎にスプールファイルの容量が 400M バイトずつ減少していく。
  • 下図よりスプールファイルの大きさは、最低1,200バイト必要な事が分かる。
    ジョブ開始後 0 ~ 20 分 400M バイト
      20 ~ 40 分 800M バイト
      40 ~ 100 1,200M バイト
      100 ~ 140 800M バイト
      140 ~ 180 400M バイト
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    問題30

    OS における API (Application Program Interface) の説明として、適切なものはどれか。

    アプリケーションがハードウェアを直接操作して、各種機能を実現するための仕組みである。
    アプリケーションから、OS が用意する各種機能を利用するための仕組みである。
    複数のアプリケーション間でネットワークを介して通信する仕組みである。
    利用者の利便性を図るために、各アプリケーションのメニュー項目を統一する仕組みである。

    解答:イ

    <解説>

    API(Application Program Interface)とは、 あるプラットフォーム(OSやミドルウェア)向けのソフトウェアを開発する際に使用できる命令や関数の集合のこと。また、それらを利用するためのプログラム上の手続きを定めた規約の集合。よってイが正解である。

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