平成18年度春季問題
問題76
A社とB社がそれぞれ2種類の戦略を採る場合の利得が表のように予想されるとき、両社がそれぞれのマキシミン戦略を採った場合のA社の利得はどれか。ここで、表の各欄において、左側の数値がA社の利得、右側の数値がB社の利得とする。
ア | -15 |
イ | 0 |
ウ | 5 |
エ | 20 |
問題77
昨年度の入社試験問題と今年度の入社試験問題を比較するために、多数の社員に両年度の問題を解答させた。昨年度の問題の得点を x 軸に、今年度の問題の得点を y 軸にとって、相関係数と回帰直線を求めた。[結果]から分かることはどれか。
[結果] | |
相関係数は、0.8 であった。 | |
回帰直線の傾きは、1.1 であった。 | |
回帰直線の y 切片の値は、10 であった。 |
ア | 回帰直線の y 切片の値から、今年度の問題の得点が 0 点の人でも、昨年度の問題では 10 点程度とれることが分かる。 |
イ | 回帰直線の傾きから、今年度の問題の平均点は、昨年度の問題の平均点の 1.1 倍であることが分かる。 |
ウ | 回帰直線の傾きと y 切片の値から、今年度の問題は昨年度の問題に比べて得点しやすい傾向にあることが分かる。 |
エ | 回帰直線の傾きと相関係数の値から、今年度の問題は質が高いことが分かる。 |
問題78
“1次式で表現される制約条件の下にある資源を、どのように配分したら最大の効果が得られるか”という問題を解く手法はどれか。
ア | 因子分析法 |
イ | 回帰分析法 |
ウ | 実験計画法 |
エ | 線形計画法 |
問題79
MRP(MaterialS RequirementS Planning) システムを導入すると改善が期待できる場面はどれか。
ア | 図面情報が電子ファイルと紙媒体の両方で管理されていて、設計変更履歴が正しく把握できない。 |
イ | 製造に必要な資材及びその必要量に関する情報が複雑で、発注量の算出を誤りやすく、生産に支障を来している。 |
ウ | 設計変更が多くて、生産効率が上がらない。 |
エ | 多品種少量生産を行っているので、生産設備の導入費用が増加している。 |
問題80
著作権法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | M社の業務プログラムは、分析から製造までの一切をN社が請け負って開発した。特段の契約条件がなければ、このプログラムの著作者はM社である。 |
イ | 既存のプログラムのアイディアだけを利用して、同一目的のプログラムの全体を新たに作成した場合でも、著作権の侵害になる。 |
ウ | 著作権及び著作者人格権は、他人に譲渡することができる。 |
エ | 日本国内においては、著作物に著作権表示が明記されていない場合でも、無断で複製して配布したときには著作権の侵害になる。 |
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