必ず受かる情報処理技術者試験

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平成19年度秋季解答

問題36

Web サーバに対するアクセスがどの PC からのものであるかを識別するために,Web サーバの指示によってブラウザにユーザ情報などを保存する仕組みはどれか。

CGI
cookie
SSL
URL

解答:イ

<解説>

× CGI(Common Gateway Interface)は、サーバーにプログラムの実行を依頼し、その処理結果をWebブラウザーで表示するための仕組みである。
 
× SSL(Secure Socket Layer)は、WebサーバーとWebブラウザー間のデータ通信内容を暗号化して、データのやり取りをおこなうためのプロトコルである。
× URL(Uniform Resource Locator)とは、インターネット上に存在する情報資源(文書や画像など)の場所を指し示す記述方式である。

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問題37

社内ネットワークからインターネット接続を行うときに,インターネットへのアクセスを中継し,Web コンテンツをキャッシュすることによってアクセスを高速にする仕組みで,セキュリティ確保にも利用されるものはどれか。

DMZ
IP マスカレード(NAPT)
ファイアウォール
プロキシ

解答:エ

<解説>

× DMZ(DeMilitarized Zone)とはインターネットに接続されたネットワークにおいて、ファイアウォールによって外部ネットワーク(インターネット)からも内部ネットワーク(組織内のネットワーク)からも隔離された区域のことである。
× IIPマスカレードは、インターネットに接続された企業などで、一つのグローバルなIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術。
× ファイアウォールは、組織内のコンピュータネットワークへ外部から侵入されるのを防ぐシステム。また、そのようなシステムが組みこまれたコンピュータ。
 

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問題38

データマイニングの説明として,適切なものはどれか。

大量のデータを高速に検索するための並行的アクセス手法
大量のデータを統計的,数学的手法で分析し,法則や因果関係を見つけ出す技術
販売実績や製造実績などの時系列データを大量に蓄積するデータベースの保存手法
ユーザの利用目的に合わせて,部門別のデータベースを作成する技術

解答:イ

<解説>

データマイニングとは、小売店の販売データや電話の通話履歴、クレジットカードの利用履歴など、企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出す技術である。よってイが正解である。

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問題39

プログラムの各種特性に関する記述のうち,適切なものはどれか。

再帰的処理のためには,実行途中の状態を FIFO 方式で記録し,制御する必要がある。
再入可能プログラムを実現するためには,プログラムを手続部分とデータ部分に分割して,データ部分をプロセスごとにもつ必要がある。
逐次再使用可能なプログラムは,再入可能でもある。
複数のプロセスで同時に実行できるようにしたプログラムは,再帰的である。

解答:イ

<解説>

× 再帰的処理のためには,実行途中の状態を LIFO 方式で記録し,制御する必要がある。
再入可能プログラムを実現するためには,プログラムを手続部分とデータ部分に分割して,データ部分をプロセスごとにもつ必要がある。
× 逐次再使用可能なプログラムは,再使用可能である。
× 複数のプロセスで同時に実行できるようにしたプログラムは,再入可能である。

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問題40

各種言語プロセッサの説明のうち,適切なものはどれか。

アセンブラは,ある処理系用に書かれた原始プログラムを,ほかの処理系用の原始プログラムに変換する。
インタプリタは,ほかのコンピュータ用のプログラムを解読し,実行するマイクロプログラムである。
ジェネレータは,入力・処理・出力などの必要な条件をパラメタで指示することによって,処理目的に応じたプログラムを生成する。
トランスレータは,高水準言語で書かれたプログラムを,解釈しながら実行する。

解答:ウ

<解説>

× トランスレータに関する説明である。
× エミュレータに関する説明である。
ジェネレータは,入力・処理・出力などの必要な条件をパラメタで指示することによって,処理目的に応じたプログラムを生成する。
× インタプリタに関する説明である。

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