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平成22年度秋季解答
問題71
ユニバーサルデザインの考え方として、適切なものはどれか。
ア | 一度設計したら、長期間にわたって変更しないで使えるようにする。 |
イ | 世界中のどの国で製造しても、同じ性能や品質の製品ができるようにする。 |
ウ | なるべく単純に設計し、製造コストを減らすようにする。 |
エ | 年齢、文化、能力の違いや障害の有無によらず、多くの人が利用できるようにする。 |
解答:エ
<解説>
ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)のことである。
ユニバーサルデザインには、次の7つの原則がある。
- どんな人でも公平に使えること
- 使う上で自由度が高いこと
- 使い方が簡単で、すぐに分かること
- 必要な情報がすぐに分かること
- うっかりミスが危険につながらないこと
- 身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
- 接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
問題72
図1のA1地点からC2地点へ行くとき、通過する地点が最も少なくてすむ最短経路は、図2のように数えることによって3通りあることが分かる。A1から、C2地点を経由して、D4地点へ行く最短経路は何通りあるか。
ア | 6 |
イ | 9 |
ウ | 12 |
エ | 20 |
解答:イ
<解説>
- A1からC2へ行く経路が3通りである。
- 同様に、C2からD4へ行く経路はA1からC2への経路の縦横が逆になっているだけなので同じ数の3通りである。
- よって、全体では3通り×3通りで9通りとなる。
問題73
電子商取引において、取引当事者から独立している第三者機関である認証局が発行するものはどれか。
ア | 取引当事者の公開鍵に対するディジタル証明書 |
イ | 取引当事者のディジタル証明書 |
ウ | 取引当事者のパスワード |
エ | 取引当事者の秘密鍵に対するディジタル証明書 |
解答:ア
<解説>
公開鍵暗号方式を採用した電子商取引において、取引当事者から独立した第三者機関である認証局(CA)が作成するものは「取引当事者の公開鍵に対する電子証明書(ディジタル証明書)である。
問題74
URLに関する説明として、適切なものはどれか。
ア | Webページとブラウザとの通信プロトコルである。 |
イ | Webページの更新履歴を知らせるメッセージである。 |
ウ | Webページのコンテンツ(本文)を記述するための文法である。 |
エ | Webページの場所を示すための表記法である。 |
解答:エ
<解説>
URL(Uniform Resource Locator)は、インターネット上の資源を一意に識別するアドレス記述方式である。
ア | × | Webページとブラウザとの通信プロトコルは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)である。 |
イ | × | Webページの更新履歴を知らせるメッセージは、RSS(Rich Site Summary)である。 |
ウ | × | Webページのコンテンツ(本文)を記述するための文法はHTML(HyperText Markup Language)である。 |
エ | ○ | Webページの場所を示すための表記法はURL(Uniform Resource Locator)である。 |
問題75
銀行やクレジットカード会社などを装った偽のWebページを開設し、金融機関や公的な機関を装った偽の電子メールなどで、利用者を巧みに誘導して、暗証番号やクレジットカード番号などの個人情報を盗み取る行為をなんと呼ぶか。
ア | クラッキング |
イ | バッファオーバフロー |
ウ | フィッシング |
エ | ボット |
解答:ウ
<解説>
ア | × | クラッキングとは、悪意をもって他人のコンピュータのデータやプログラムを盗み見たり、改ざん・破壊などを行うことである。 |
イ | × | バッファオーバフローとは、メモリ領域(バッファ)に対して許容量を超えるデータを送り付けてシステムを機能停止にしたり、意図的にバッファをオーバーフローさせ、あふれ出たデータを実行させてしまう攻撃である。 |
ウ | ○ | フィッシングとは、金融機関などからの正規のメールやWebサイトを装い、暗証番号やクレジットカード番号などを詐取する詐欺行為のことである。 |
エ | × | ボットとは、コンピュータウイルスの一種で、コンピュータに感染し、そのコンピュータを、ネットワーク (インターネット)を通じて外部から操ることを目的として作成されたプログラムのことである。 |
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