必ず受かる情報処理技術者試験

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平成23年度特別問題

問題30

偽装請負となるものはどれか。

請負契約の要員が業務で使用するコンピュータや開発ツールなどは請負業者側で調達し管理する。
請負契約の要員が発注先の事務所で業務を行う場合の規律、服装などの管理は、請負業者側で行う。
請負契約の要員と発注者の社員が混在しているチームで、発注者側の責任者が業務の割振り、指示を行う。
請負契約の要員の時間外労働、休日労働は、業務の進捗状況などをみて請負業者の責任者が決める。

偽装請負となるものはどれか。

請負契約の要員が業務で使用するコンピュータや開発ツールなどは請負業者側で調達し管理する。
請負契約の要員が発注先の事務所で業務を行う場合の規律、服装などの管理は、請負業者側で行う。
請負契約の要員と発注者の社員が混在しているチームで、発注者側の責任者が業務の割振り、指示を行う。
請負契約の要員の時間外労働、休日労働は、業務の進捗状況などをみて請負業者の責任者が決める。

解答:ウ

<解説>

偽装請負とは、契約上は請負という形態を取っているが、その実態は労働者を注文主の管理下へ常駐させ、注文主の指揮命令の下に業務をさせる行為である。

本来、指揮命令(業務の割振り、指示),労務管理,進捗管理等は請負業者側が行わなければならない。しかし、ウでは、発注者側の責任者が行っている。発注者側の責任者が請負業者側の要員を指揮命令することは偽装請負とされる。

よってウが偽装請負である。