平成26年度春季問題
問題1
2進数で表現すると無限小数になる10進小数はどれか。
ア | 0.375 |
イ | 0.45 |
ウ | 0.625 |
エ | 0.75 |
問題2
次の表は、入力記号の集合が{0, 1}、状態集合が{a, b, c, d}である有限オートマトンの状態遷移表である。 長さ3以上の任意のビット列を左(上位ビット)から順に読み込んで最後が110で終わっているものを受理するには、どの状態を受理状態とすればよいか。
ア | a |
イ | b |
ウ | c |
エ | d |
問題3
記憶領域を管理するアルゴリズムのうち、ベストフィット方式の特徴として、適切なものはどれか。
ア | 空きブロック群のうち、アドレスが下位のブロックを高い頻度で使用するので、アドレスが上位の方に大きな空きブロックが残る傾向にある。 |
イ | 空きブロック群のうち、要求された大きさを満たす最小のものを割り当てるので、最終的には小さな空きブロックが多数残る傾向にある。 |
ウ | 空きブロックの検索にハッシュ関数を使用しているので、高速に検索することができる。 |
エ | 空きブロックをアドレスの昇順に管理しているので、隣接する空きブロックを簡単に見つけられ、より大きな空きブロックにまとめることができる。 |
問題4
メイン処理、及び表に示す二つの割込みA、Bの処理があり、多重割込みが許可されている。 割込みA、Bが図のタイミングで発生するとき、0ミリ秒から5ミリ秒までの間にメイン処理が利用できるCPU時間は何ミリ秒か。 ここで、割込み処理の呼出し及び復帰に伴うオーバヘッドは無視できるものとする。
ア | 2 |
イ | 2.5 |
ウ | 3.5 |
エ | 5 |
問題5
システムの信頼性指標に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | MTBFとMTTRは、稼働率が0.5のときに等しくなる。 |
イ | MTBFは、システムが故障してから復旧するまでの平均時間を示す。 |
ウ | MTTRは、MTBFに稼働率を掛けると求めることができる。 |
エ | MTTRは、システムに発生する故障と故障の間隔の平均時間を示す。 |
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