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令和5年度秋季問題
問題16
JIS X 0160:2021(ソフトウェアライフサイクルブロセス)によれば,ソフトウェアシステムのライフサイクルで実行するプロセスグループの説明のうち,テクニカルプロセスの説明はどれか。
ア | 取得者及び供給者の双方が、それらの組織のために価値を実現し,ビジネス戦略を支援することを可能にする。 |
イ | 組織の管理者によって割り当てられた資源及び資産を管理すること,並びにーつ以上の組織が行った合意を果たすために資源及び資産を適用することに関係する。 |
ウ | プロジェクトが組織の利害関係者のニーズ及び期待を満たすことができるように,必要な資源を提供することに関係する。 |
エ | 利害関係者のニーズを製品又はサービスに変換し,その製品を適用するか,又はそのサービスを運用することによって,利害関係者要件を満たし,顧客満足を獲得できるようにする。 |
問題17
組込み機器用のソフトウェアを開発委託する契約書に開発成果物の著作権の帰属先が記載されていない場合,委託元であるソフトウェア発注者に発生するおそれがある問題はどれか。ここで,当該ソフトウェアの開発は委託先が全て行うものとする。
ア | 開発成果物を,委託元で開発する別のソフトウェアに適用できなくなる。 |
イ | 当該ソフトウェアのソースコードを公開することが義務忖けられる。 |
ウ | 当該ソフトウェアを他社に販売する場合,バイナリ形式では販売できるが,ソースコードは販売できなくなる。 |
エ | 当該ソフトウェアを組み込んだ機器のハードウェア部分の特許を取得できなくなる。 |
問題18
新システムの開発を計画している。提案された 4 案の中で,TCO(総所有費用)が最小のものはどれか。ここで,このシステムは開発後,3年間使用するものとする。
ア | A案 |
イ | B案 |
ウ | C案 |
エ | D案 |
問題19
JIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)を適用している組織において,サービスマネジメントシステム(SMS)が次の要求事項に適合している状況にあるか否かに関する情報を提供するために,あらかじめ定めた間隔で組織が実施するものはどれか。 [要求事項〕 ·SMS に関して,組織自体が規定した要求事項 ·JIS Q 20000-1:2020 の要求事項
ア | 監視,測定,分析及び評価 |
イ | サービスの報告 |
ウ | 内部監査 |
エ | マネジメントレビュー |
問題20
要件定義プロセスにおいて,要件を評価する際には,矛盾している要件,検証できない要件などを識別することが求められている。次のうち,要件が検証可能である例はどれか。
ア | 個々の要件に,対応必須,対応すべき,できれば対応,対応不要といったように重要性のランク付けがなされている。 |
イ | システムのライフサイクルの全期間を通して,システムに正当な利害関係をもつ個々の利害関係者が識別できている。 |
ウ | システムやソフトウェアが,要件定義書の記述内容を満たすか否かをチェックするための方法があり,チェック作業が妥当な費用内で行える。 |
エ | 実現可能か否かにはこだわらず,全ての利害関係者のニーズ及び期待が漏れなく要件定義書に盛り込まれている。 |
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