平成16年度秋季問題
問題36
デュアルシステムに関する記述として、適切なものはどれか。
ア | 同じ処理を行うシステムを二重に用意し、処理結果を照合することで処理の正しさを確認する。どちらかのシステムに障害が発生した場合は、縮退運転によって処理を継続する。 |
イ | オンライン処理を行う現用系と、バッチ処理などを行いながら待機させる待機系システムを用意し、現用系に障害が発生した場合は、待機系に切り替え、オンライン処理を続行する。 |
ウ | 待機系のシステムに現用系のオンライン処理プログラムをロードして待機させておき、現用系に障害が発生した場合は、即時に待機系に切り替えて処理を続行する。 |
エ | プロセッサ、メモリ、チャネル、電源系などを二重に用意しておき、それぞれの装置で片方に障害が発生した場合でも、処理を継続する。 |
問題37
スループットに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | ジョブとジョブの実行の間にオペレータが介入することによってシステムに遊休時間が生じても、スループットには影響を及ぼさない。 |
イ | スループットは CPU 性能の指標であり、入出力の速度、オーバヘッド時間などによって影響を受けない。 |
ウ | 多重プログラミングはターンアラウンドタイムの短縮に貢献するが、スループットの向上にはあまり役立たない。 |
エ | プリンタヘの出力を一時的に磁気ディスク装置へ保存するスプーリングは、スループットの向上に役立つ。 |
問題38
A 社では、1,000 台のパソコンを使用している。これらのパソコンについて、平均故障台数を 20 日間で 2 台以下に抑えたい。これらのパソコンの MTBF は少なくとも何時間必要か。ここで、パソコンの平均使用時間は1日8時間とする。
ア | 8,000 |
イ | 20,000 |
ウ | 80,000 |
エ | 160,000 |
問題39
3 台のコンピュータ A、B、C が図のように接続されている場合、システム全体の稼働率は幾らか。ここで、A、B、C の稼働率は、すべて 0.8 とする。また、コンピュータ A、B によって構成されている並列接続部分については、A、B のいずれか 1 台でも稼働していれば、当該並列接続部分は稼働しているものとする。
ア | 0.512 |
イ | 0.768 |
ウ | 0.928 |
エ | 0.992 |
問題40
インターネットに関係するプロトコルや言語に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | FTP は、電子メールにファイルを添付して転送するためのプロトコルである。 |
イ | HTML は文書の論理構造を表すタグをユーザが定義できる言語である。 |
ウ | HTTP は、HTML 文書などを転送するためのプロトコルである。 |
エ | SMTPは、画像情報を送受信するためのプロトコルである。 |
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