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平成21年度春季解答
問題21
図は、クレジットカードを利用した取引を表す。⑤に該当する行為はどれか。ここで、①~⑥は取引の順序を表している。
ア | 売上代金の請求(売上票又は売上データの送付) |
イ | クレジットカードの提示及び売上票へのサイン |
ウ | 利用代金の支払 |
エ | 利用代金の請求(利用代金明細書の送付) |
解答:エ
<解説>
② | クレジットカードの提示及び売上票へのサイン |
③ | 売上代金の請求(売上票又は売上データの送付) |
④ | 売上代金の支払い |
⑤ | 利用代金の請求(利用代金明細書の送付) |
⑥ | 利用代金の支払 |
問題22
経営理念を説明したものはどれか。
ア | 企業が活動する際に指針となる基本的な考え方であり、企業の存在意義や価値観などを示したもの |
イ | 企業が競争優位性を構築するために活用する資源であり、一般的に人・物・金・情報で分類されるもの |
ウ | 企業の将来の方向を示したビジョンを具現化するための意思決定計画であり、長期・中期・短期の別に策定されるもの |
エ | 企業のもつ個性、固有の企業らしさのことで社風とも呼ばれ、長年の企業活動の中で生み出され定着してきたもの |
解答:ア
<解説>
経営理念とは、経営目的の価値的側面、つまり抽象的、理論的な目的である。つまり、「会社や組織は何のために存在するのか、経営をどういう目的で、どのような形で行うことができるのか」を述べたものである。
問題23
1個の製品Aは3個の部品Bと2個の部品Cで構成されている。ある期間の生産計画において、製品Aの需要量が10個であるとき、部品 Bの正味所要量(総所要量から引当可能在庫量を差し引いたもの)は何個か。ここで、部品Bの在庫残が5個あり、ほかの在庫残、仕掛残、注文残、取引残など は考えないものとする。
ア | 20 |
イ | 25 |
ウ | 30 |
エ | 45 |
解答:イ
<解説>
- 部品Bの総所要量を計算する。
※1個の製品Aは3個の部品Bで構成されている。製品Aの需要量が10個である。3×10 = 30 - 部品Bの正味所要量を計算する。
※部品Bの在庫残が5個ある30-5 = 25
問題24
不正アクセス禁止法において違法となる行為はどれか。
ア | インターネット通信販売の広告において、事業者氏名などの表示義務を怠った。 |
イ | 音楽用CDを、無断で複製し販売した。 |
ウ | 個人情報を含む名簿を、無断で名簿業者などに販売した。 |
エ | 他人のIDを無断で使用して、インターネットオークションに出品や入札をした。 |
解答:エ
<解説>
不正アクセス禁止法とは、コンピュータの不正利用を禁止する法律である。
「ID・パスワードの不正な使用」や「そのほかの攻撃手法」によってアクセス権限のないコンピュータ資源へのアクセスを行うことを犯罪として定義する。
問題25
システム開発における要求定義プロセスを説明したものはどれか。
ア | 新たに構築する業務、システムの仕様、及びシステム化の範囲と機能を明確にし、それらをシステム取得者側の利害関係者間で合意する。 |
イ | 経営事業の目的、目標を達成するために必要なシステムの要求事項をまとめ、そのシステム化の方針と実現計画を策定する。 |
ウ | システム要件とソフトウェア要件を定義し、システム方式とソフトウェア方式を設計して、システム及びソフトウェア製品を構築する。 |
エ | ソフトウェア要件どおりにソフトウェアが実現されていることやシステム要件どおりにシステムが実現されていることをテストする。 |
解答:ア
<解説>
システム開発プロセスは、企画プロセス→要件定義プロセス→開発プロセス→運用プロセス→保守プロセスの順番で行われる。
ア | ○ | 要求定義プロセスに関する説明である。 |
イ | × | 企画プロセスに関する説明である。 |
ウ | × | 開発プロセスに関する説明である。 |
エ | × | 開発プロセス(テスト工程)に関する説明である。 |
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