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平成21年度春季解答
問題26
企業の経営戦略策定に使用されるSWOT分析において、外部環境分析の観点はどれか。
ア | 機会・脅威 |
イ | 資源・技術 |
ウ | 市場・顧客 |
エ | 強み・弱み |
解答:ア
<解説>
SWOT分析とは、企業が戦略立案する際に使われる分析手法である。
SWOT分析では、企業の直面する外部環境(機会 (Opportunities),脅威 (Threats) )と経営資源などの内部環境(強み(Strengths),弱み (Weaknesses))を評価・分析する。
問題27
翌月の製造量は、翌月の販売見込量-当月末の在庫量で算出される。翌月の販売見込量が、当月までの3か月の販売実績量の移動平均によって設定されるとき、9月の製造量の算出式を示したものはどれか。
解答:イ
<解説>
移動平均法に関する問題である。
- 問題文より当月が8月、翌月が9月である。
- 翌月(9月)の販売見込量を計算する。
翌月の販売見込量 = (前々月の販売実績量+前月の販売実績量+当月の販売実績量)/3 9月の販売見込量 = (C+E+G)/3 - 翌月(9月)の製造量を計算する。
翌月の製造量 = 販売見込量-当月末の在庫量 = (C+E+G)/3 -H
問題28
ジャストインタイム生産方式を説明したものはどれか。
ア | 1人又は複数の作業員が、生産の全工程を相当する方式 |
イ | 顧客からの注文を受けてから、生産を開始する方式 |
ウ | 生産開始時の計画に基づき、見込み数量を生産する方式 |
エ | 必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する方式 |
解答:エ
<解説>
ジャストインタイム生産方式は、「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」という構想に基づいて製造・供給する方式である。
ア | × | セル生産方式に関する説明である。 |
イ | × | 受注生産方式に関する説明である。 |
ウ | × | 見込み生産方式に関する説明である。 |
エ | ○ | ジャストインタイム生産方式に関する説明である。 |
問題29
経営組織のうち、事業部制組織の説明はどれか。
ア | 社内組織を小集団に分け、全体を構成する一部の機能として相互作用的に活動させる。 |
イ | 商品企画、購買、製造、営業といった同じ職能を行う単位で、社内組織を分割する。 |
ウ | 製品や市場ごとに社内組織を分割し、利益責任単位として権限と目標が与えられる。 |
エ | 二つの異なる組織体系に社員が所属することによって、必要に応じて業務に柔軟に対処する。 |
解答:ウ
<解説>
事業部制組織とは、会社組織を取扱う製品や商品群ごとに分化させ、事業部ごとに一部または全部の間接部門を有した組織である
ア | × | アメーバ型組織に関する説明である。 |
イ | × | 職能別組織に関する説明である。 |
ウ | ○ | 事業部制組織に関する説明である。 |
エ | × | マトリックス組織に関する説明である。 |
問題30
企業の情報戦略を策定する場合、最も考慮すべき事項はどれか。
ア | IT技術の進化 |
イ | 経営戦略との整合性 |
ウ | 現行システムとの整合性 |
エ | ライバル企業の情報戦略 |
解答:イ
<解説>
企業の経営戦略に沿って情報戦略を策定するべきである。すなわち経営戦略との整合性を最も考慮するべきである。
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