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平成21年度春季解答
問題31
プロダクトライフサイクルに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア | 導入期では、キャッシュフローはプラスになる。 |
イ | 成長期では、製品の特性を改良し、他社との差別化を図る戦略をとる。 |
ウ | 成熟期では、他社からのマーケット参入が相次ぎ、競争が激しくなる。 |
エ | 衰退期では、成長性を高まるため広告宣伝費の増大が必要である。 |
解答:イ
<解説>
プロダクトライフサイクルとは、商品が市場に投入されてから、次第に売れなくなり姿を消すまでのプロセスのことである。
一般にプロダクトライフサイクルの段階区分は、導入期、成長期、成熟(市場飽和)期、衰退期の4段階で表現される。
ア | × | 導入期では、キャッシュフローはマイナスになる。 |
イ | ○ | 成長期では、製品の特性を改良し、他社との差別化を図る戦略をとる。 |
ウ | × | 成長期では、他社からのマーケット参入が相次ぎ、競争が激しくなる。 |
エ | × | 導入期では、成長性を高まるため広告宣伝費の増大が必要である。 |
問題32
システム開発プロジェクトにおけるリスク管理として、適切なものはどれか。
ア | リスク管理は、要件定義が完了した時点から実施する。 |
イ | リスク管理を行う範囲には、スキル不足など個人に依存しないものは含まない。 |
ウ | リスクに対して発生の予防と、発生による被害を最小限にする対策を行う。 |
エ | リスクの発生は予防措置を徹底することで防止でき、その場合は事後対策が不要になる。 |
解答:ウ
<解説>
ア | × | リスク管理は、要件定義の前の企画の際に行う。 |
イ | × | リスク管理を行う範囲には、スキル不足など個人に依存したものも含める。 |
ウ | ○ | リスクに対して発生の予防と、発生による被害を最小限にする対策を行う。 |
エ | × | リスクの発生は予防措置を徹底することで低下させることはできるが帽子はできない。よって事後対策は必要である。 |
問題33
事業者の基幹となる業務で使用しているシステムにおける障害対策の考え方のうち、最も適切なものはどれか。
ア | 障害が発生した際に短時間で復旧できると判断した場合は、混乱を避けるために復旧してから関連部門へ連絡する手順にすべきである。 |
イ | 障害が発生した際には短時間で業務を再開させることが最も重要なので、システムを再起動して業務を再開させてから障害原因を究明する手順にすべきである。 |
ウ | 障害が発生した際の対処方法は状況によって異なるので、定められた対応手順よりも、現場での判断を最優先にすると規程すべきである。 |
エ | 障害の発生は避けられないものと考えて、一部の障害によってシステム全体が停止したり、業務が再開できなくなったりしないような対策を準備すべきである。 |
解答:エ
<解説>
ア | × | 障害が発生した際に短時間で復旧できると判断に誤りがあり長時間復旧に時間を要する可能性がある。また基幹システムの場合は短時間でも影響は大きいかもしれない。よって、まず最初に関連部門へ連絡するべきである。 |
イ | × | システムを再起動するとログなどの情報が取得できなくなる恐れがある。障害原因を究明し、必要があれば再起動するべきである。 |
ウ | × | 障害が発生した際の対処方法は定められた対応手順で行うべきである。定められた対応手段で障害回復ができない場合に、現場での判断が必要になる。 |
エ | ○ | 最悪の事態を想定して障害対策を考えることは大切である。 |
問題34
プロジェクトを立ち上げるときに、最初に行うことはどれか。
ア | 進捗管理 |
イ | スケジュール立案 |
ウ | プロジェクト目標の明確化 |
エ | 予算立案 |
解答:ウ
<解説>
プロジェクトを立ち上げるときには、目的・目標を明確にすることが、最もはじめに行うことである。
問題35
サービスデスクの主要な業務内容はどれか。
ア | ITサービスレベルを評価するため、システムの利用状況を調査、分析する。 |
イ | アプリケーションソフトウェアの品質を向上させるため、バグ発生の原因を追究する。 |
ウ | 次期システムを企画するため、システム化要望をヒアリングする。 |
エ | 利用者の利便性を向上させるため、トラブルなどの問合せに対応する。 |
解答:エ
<解説>
サービスデスクは、利用顧客に対しての単一の窓口を提供し、様々な問い合わせを受け付け、その記録を一元管理すると共に問題解決を行う。
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