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平成21年度春季解答
問題46
ITサービスの提供者と顧客の間でサービスレベルに関して取り交わすSLAの目的はどれか。
ア | サービスの範囲と品質を明確にする。 |
イ | サービスマネジメントを定期的にチェックする手順を明確にする。 |
ウ | システム化目標を明確にする。 |
エ | 要員に必要な教育を明確にする。 |
解答:ア
<解説>
SLA(Service Level Agreement:品質保証制度) とは、提供するサービスの内容と範囲、品質に対する要求(達成)水準を明確にし、それが達成できなかった場合の補償規定を含めて、あらかじめ合意(サービスレベル合意書)しておくことである。
問題47
システム開発の外部設計において行う作業はどれか。
ア | 画面・帳票レイアウトの設計 |
イ | 性能要件の確定 |
ウ | 物理データの設計 |
エ | プログラムの設計 |
解答:ア
<解説>
ア | ○ | 外部設計において行う作業である。 |
イ | × | 要件定義において行う作業である。 |
ウ | × | 内部設計において行う作業である。 |
エ | × | プログラム設計において行う作業である。 |
問題48
図のアローダイアグラムにおいて、作業Bが3日遅れて完了した。全体の遅れを1日にするためには、どの作業を何日短縮すればよいか。
ア | 40 |
イ | 47 |
ウ | 53 |
エ | 60 |
解答:ウ
<解説>
- 全体の予定所要工数を計算する。
全設計書作成の予定所要工数 = 500+700+900=2,400時間 - 完了工数合計を計算する。
外部設計の完了工数 = 500×100%=500時間 外部設計の完了工数 = 700×50%=350時間 外部設計の完了工数 = 900×30%=270時間 完了工数の合計 = 500+350+270=1,120時間 - 現在の全体の進捗率を計算する。
現在の全体の進捗率 = 1120÷2100=0.53…≒53%
問題49
プログラミングの説明として、適切なものはどれか。
ア | 個々のプログラムを結合し、ソフトウェアが要求どおり動作するかを検証する。 |
イ | ソフトウェアを階層構造に基づいて機能分割する。 |
ウ | プログラム言語の文法に従って処理手順などを記述し、その処理手順などに誤りがないかを検証する。 |
エ | プログラムの処理手順を図式化する。 |
解答:ウ
<解説>
ア | × | 結合テストに関する説明である。 |
イ | × | 内部設計に関する説明である。 |
ウ | ○ | プログラミングに関する説明である。 |
エ | × | プログラム設計に関する説明である。 |
問題50
時間を横軸にし、タスクを縦軸に取って所要時間に比例した長さで表した工程管理図はどれか。
ア | E-R図 |
イ | アローダイアグラム |
ウ | ガントチャート |
エ | 状態遷移図 |
解答:ウ
<解説>
ガントチャートとは、縦軸でタスクを表し、横軸に日時(時間)をとって、横棒で行う期間及び進捗状況等を視覚的に示すことができる図である。
プロジェクトを管理する為に、プロジェクトの各段階を細かく作業単位までで展開するので、全体の作業の流れおよび進捗状況を確認することができる。
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