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平成23年度秋季解答
問題71
SSLに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | Webサイトを運営している事業者がプライバシーマークを取得していることを保証する。 |
イ | サーバのなりすましを防ぐために、公的認証機関が通信を中継する。 |
ウ | 通信の暗号化を行うことによって、通信系路上での通信内容の漏えいを防ぐ。 |
エ | 通信の途中でデータが改ざんされたとき、元のデータに復元する。 |
解答:ウ
<解説>
SSL(Secure Socket Layer)は、WebブラウザーとWebサーバー間で安全にデータをやり取りするためのプロトコルである。通信の暗号化と認証を実現する。
したがって、ウが正解である。
問題72
10進数の2、5、10、21を、五つの升目の白黒で次のように表す。
それぞれの升目が白のときは0、黒のときは升目の位置によってある決まった異なる正の値を意味する。この五つの升目の値を合計して10進数を表すものとすると、■■□□□が表す数値はどれか。
ア | 12 |
イ | 20 |
ウ | 24 |
エ | 30 |
解答:ウ
<解説>
下記の図より、五つの升目は2進数であり、口が0,■が1と考えられる。
したがって、■■口口口は、11000となる。
11000は、24+23=16+8=24となる。
問題73
ワイルドカードの“%"が0個以上の連続した任意の文字列を表し、“_"が任意の文字1文字を表すとき、文字列全体が“%イ%ン_"に一致するものはどれか。
ア | アクセスポイント |
イ | イベントドリブン |
ウ | クライアントサーバ |
エ | リバースエンジニアリング |
解答:ア
<解説>
ア | ○ | イとンの文字を含みがあり、ンの後ろに任意の文字1文字がある。 |
イ | × | ンの後ろに任意の文字1文字がない。 |
ウ | × | ンの後ろに任意の文字1文字がない。 |
エ | × | イが含まれない。 |
問題74
階層型ディレクトリ構造のファイルシステムに関する用語と説明a~dの組合せとして適切なものはどれか。
a | 階層の最上位にあるディレクトリを意味する。 | |
b | 階層の最上位のディレクトリを基点として、目的のファイルやディレクトリまで、全ての経路をディレクトリ構造に従って示す。 | |
c | 現在作業を行っているディレクトリを意味する。 | |
d | 現在作業を行っているディレクトリを基点として、目的のファイルやディレクトリまで、全ての経路をディレクトリ構造に従って示す。 |
解答:ウ
<解説>
a~dは次の用語に関する説明である。
a | ルートディレクトリ | |
b | 絶対パス | |
c | カレントディレクトリ | |
d | 相対パス |
したがって、ウが正解である。
問題75
電子メールの安全性や信頼性に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 暗号化しなくても、受信者以外の者が、通信途中で電子メールの本文や添付ファイルの内容を見ることはできない。 |
イ | 受信した電子メールの差出人欄の電子メールアドレスが知人のものであっても、本人からの電子メールであるとは限らない。 |
ウ | 送信した電子メールは、必ず受信者に到達する。 |
エ | 電子メールの本文や添付ファイルの内容を通信途中で改ざんすることはできない。 |
解答:イ
<解説>
ア | × | 暗号化しない電子メールが盗聴された場合、受信者以外の者が、通信途中で電子メールの本文や添付ファイルの内容を見ることができる。 |
イ | ○ | 受信した電子メールの差出人欄の電子メールアドレスが知人のものであっても、本人からの電子メールであるとは限らない。 |
ウ | × | 送信した電子メールは、メールサーバの障害やメールアドレスの誤りなどによって受信者に到達しない場合がある。 |
エ | × | 暗号化などをしない場合、電子メールの本文や添付ファイルの内容を通信途中で改ざんすることができる。 |
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