平成27年度春季問題
問題11
RAID 1~5の各構成は、何に基づいて区別されるか。
ア | 構成する磁気ディスク装置のアクセス性能 |
イ | コンピュータ本体とのインタフェースの違い |
ウ | データ及び冗長ビットの記録方法と記録位置の組合せ |
エ | 保証する信頼性のMTBF値 |
問題12
物理サーバのスケールアウトに関する記述はどれか。
ア | サーバに接続されたストレージのディスクを増設して冗長化することによって、サーバ当たりの信頼性を向上させること |
イ | サーバのCPUを高性能なものに交換することによって、サーバ当たりの処理能力を向上させること |
ウ | サーバの台数を増やして負荷分散することによって、サーバ群としての処理能力を向上させること |
エ | サーバのメモリを増設することによって、単位時間当たりの処理能力を向上させること |
問題13
1件のデータを処理する際に、読取りには40ミリ秒、CPU処理には30ミリ秒、書込みには50ミリ秒掛かるプログラムがある。 このプログラムで、n 件目の書込みと並行してn + 1件目のCPU処理とn + 2件目の読取りを実行すると、1分当たりの最大データ処理件数は幾つか。 ここで、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
ア | 500 |
イ | 666 |
ウ | 750 |
エ | 1,200 |
問題14
システムの信頼性向上技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 故障が発生したときに、あらかじめ指定された安全な状態にシステムを保つことをフェールソフトという。 |
イ | 故障が発生したときに、あらかじめ指定されている縮小した範囲のサービスを提供することをフォールトマスキングという |
ウ | 故障が発生したときに、その影響が誤りとなって外部に出ないように訂正することをフェールセーフという。 |
エ | 故障が発生したときに対処するのではなく、品質管理などを通してシステム構成要素の信頼度を高めることをフォールトアボイダンスという。 |
問題15
ノードN1とノードN2で通信を行うデータ伝送網がある。図のようにN1とN2間にノードNを入れてA案、B案で伝送網を構成したとき、システム全体の稼働率の比較として適切なものはどれか。 ここで、各ノード間の経路(パス)の稼働率は、全て等しくρ(0<ρ<1)であるものとする。また、各ノードは故障しないものとする。
ア | A案、B案の稼働率の大小関係は、ρの値によって変化する。 |
イ | A案、B案の稼働率は等しい。 |
ウ | A案の方が、B案よりも稼働率が高い。 |
エ | B案の方が、A案よりも稼働率が高い。 |
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