平成28年度春季問題
問題16
フェールセーフの考え方として、適切なものはどれか。
ア | システムに障害が発生したときでも、常に安全側にシステムを制御する。 |
イ | システムの機能に異常が発生したときに、すぐにシステムを停止しないで機能を縮退させて運用を継続する。 |
ウ | システムを構成する要素のうち、信頼性に大きく影響するものを複数備えることによって、システムの信頼性を高める。 |
エ | 不特定多数の人が操作しても、誤動作が起こりにくいように設計する。 |
問題17
ページング方式の仮想記憶において、あるプログラムを実行したとき、1回のページフォールトの平均処理時間は30ミリ秒であった。ページフォールト発生時の処理時間が次の条件であったとすると、ページアウトを伴わないページインだけの処理の割合は幾らか。
[ページフォールト発生時の処理]
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ア | 0.25 |
イ | 0.33 |
ウ | 0.67 |
エ | 0.75 |
問題18
仮想記憶方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | LRUアルゴリズムは、使用後の経過時間が最長のページを置換対象とするページ置換アルゴリズムである。 |
イ | アドレス変換をインデックス方式で行う場合は、主記憶に依存する全ページ分のページテーブルが必要になる。 |
ウ | ページフォールトが発生した場合は、ガーベジコレクションが必要である。 |
エ | ページングが繰り返されるうちに多数の小さな空きメモリ領域が発生することを、フラグメンテーションという。 |
問題19
ノンプリエンプティブだけのスケジューリング方式はどれか。
ア | 残余処理時間順 |
イ | 到着順 |
ウ | 優先度順 |
エ | ラウンドロビン |
問題20
メインプログラムを実行した後、メインプログラムの変数X 、Y の値はいくつになるか。 ここで、仮引数X は値呼出し(call by value)、仮引数Y は参照呼出し(call by reference)であるとする。
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