必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度秋季解答

問題71

XBRL を説明したものはどれか。

インターネットのホームページにおける画像、音声、ビデオなどを含むページを表現できるページ記述言語である。
テキストや画像だけでなく、レイアウトやフォントの情報などもファイルに納めることができる文書表示用のフォーマットである。
当初は小型コンピュータ用に開発された、様々な帳票を簡単に作成することを主たる目的としたプログラム言語である。
文書情報やデータの構造を記述するためのマークアップ言語である XML を、財務情報の交換に応用したデータ記述言語である。

解答:エ

<解説>

XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は、各種財務報告用の情報を作成・流通・利用できるように標準化されたXMLベースの言語である。

× HTML(HyperText Markup Language)に関する説明である。
× PDF(Portable Document Format)に関する説明である。
× XBRLは、帳票作成を主目的にしたプログラム言語ではない。
XBRL(eXtensible Business Reporting Language)に関する説明である。

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問題72

ディジタルディバイドを説明したものはどれか。

PC などの情報通信機器の利用方法が分からなかったり、情報通信機器を所有していなかったりして、情報の入手が困難な人々のことである。
高齢者や障害者の情報通信の利用面での困難が、社会的・経済的格差につながらないように、だれもが情報通信を利活用できるように整備された環境のことである。
情報通信機器やソフトウェア、情報サービスなどを、高齢者・障害者を含むすべての人が利用可能であるが、利用しやすくなっているかの度合いのことである。
情報リテラシの有無や IT の利用環境の相違などによって生じる、社会的又は経済的格差のことである。

解答:エ

<解説>

デジタル・ディバイドとは、一般に、情報通信技術(IT)(特にインターネット)の恩恵を受けることのできる人とできない人の間に生じる経済格差を指し、通常「情報格差」と訳される。

× 情報弱者(情報難民)に関する説明である。
× 情報バリアフリーに関する説明である。
× アクセシビリティに関する説明である。
デジタル・ディバイドに関する説明である。

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問題73

セル生産方式の特徴はどれか。

各工程が自立的に稼動し、前工程の生産したものを元に後工程の生産を行う。
作業指示と現場管理を見えるようにするために、かんぱんを利用する。
必要とする部品、仕様、数量を後工程から前工程に伝達する。
部品の組立てから完成検査までの全工程を、1 人又は数人で作業する。

解答:エ

<解説>

セル生産方式とは、1人または少数の作業者チームで製品の組み立て工程を完成(または検査)まで行う生産方式である。

× 前工程押込方式に関する説明である。
× ジャストインタイム生産方式に関する説明である。
× 後工程引取方式に関する説明である。
セル生産方式に関する説明である。

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問題74

プロジェクトを準独立的な事業として遂行し、その成果に対して全面的な責任を負う起業者としての権限と責任を与えられる組織構造はどれか。

事業部制組織
社内ベンチャ組織
職能別組織
マトリックス組織

解答:イ

<解説>

× 事業部制組織とは、会社組織を取扱う製品や商品群ごとに分化させ、事業部ごとに一部または全部の間接部門を有した組織である。
社内ベンチャ組織とは、社内において、新規有望ビジネスを行う組織である。
× 職能別組織とは、職能別にそれぞれが担当する分野について仕事を行う組織である。
× マトリックス組織とは、従来の職能別組織にそれら各機能を横断するプロジェクトまたは製品別事業などを交差させた組織である。

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問題75

商品売上高を商品アイテム別にABC分析したグラフはどれか。ここで、縦軸は売上高、横軸は商品アイテムを示す。

解答:ア

<解説>

ABC分析では、各種品アイテムの売上高を降順に並べ、売上高を計算する。この類型を折れ線グラフで表すと最初は急激に上昇し後になるほどゆるやかなカーブになる。よってアが正解である。

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