必ず受かる情報処理技術者試験

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平成29年度秋季解答

問題6

ノード1~5をもつグラフを隣接行列で表したもののうち、木となるものはどれか。 ここで、隣接行列i 行j 列目の成分は、ノードi とノードj を結ぶエッジがある場合は1、ない場合は0とする。

解答:イ

<解説>

解説省略

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問題7

fact (n )は、非負の整数n に対してn の階乗を返す。 fact (n )の再帰的な定義はどれか。

if n =0 then 0 else return n *fact (n -1)
if n =0 then 0 else return n *fact (n +1)
if n =0 then 1 else return n *fact (n -1)
if n =0 then 1 else return n *fact (n +1)

解答:ウ

<解説>

nの階乗(n!)を求める式は、n1=n×(n-1)×(n-2)×...×2×1=n×(n-1)!である。ただし数学の規則により0!=1である。

× n=0として値を求めるとfact(0)=0となる。0!=1とならない。
× n=0として値を求めるとfact(0)=0となる。0!=1とならない。
階乗と一致する
× n>0の時、
fact(n) =n×fact(n+1)
  =n×(n+1) ×fact(n+2)
  =n×fact(n+1) ×fact(n+2) ×fact(n+3)

となる。したがって階乗を求める式と一致しない。

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問題8

パイプライン制御を適切に表しているものはどれか。 ここで、図中の記号Dは解読、Eは実行、Fは命令フェッチとする。

解答:ウ

<解説>

nの階乗(n!)を求める式は、n1=n×(n-1)×(n-2)×...×2×1=n×(n-1)!である。ただし数学の規則により0!=1である。

× n=0として値を求めるとfact(0)=0となる。0!=1とならない。
× n=0として値を求めるとfact(0)=0となる。0!=1とならない。
階乗と一致する
× n>0の時、
fact(n) =n×fact(n+1)
  =n×(n+1) ×fact(n+2)
  =n×fact(n+1) ×fact(n+2) ×fact(n+3)

となる。したがって階乗を求める式と一致しない。

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問題9

メモリインタリーブの説明はどれか。

CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによるデータバッファを設けて、磁気ディスクアクセスの高速化を図る。
主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーすることによって、CPUと主記憶とのアクセス速度のギャップを埋め、メモリアクセスの高速化を図る。
主記憶へのアクセスを高速化するために、アクセス要求、データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメモリアクセスの処理に移る。
主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グループに交互にアクセスすることによって、主記憶へのアクセスの高速化を図る。

解答:エ

<解説>

メモリインターリーブとは、メモリのデータ転送を高速化する技術の一つ。複数のメモリバンクに同時並行で読み書きを行うことにより高速化を行う手法である。

× CPUと磁気ディスク装置との間に半導体メモリによるデータバッファを設けて、磁気ディスクアクセスの高速化を図る。
→ディスクキャッシュの説明である。
× 主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーすることによって、CPUと主記憶とのアクセス速度のギャップを埋め、メモリアクセスの高速化を図る。
→キャッシュメモリの説明である。
× 主記憶へのアクセスを高速化するために、アクセス要求、データの読み書き及び後処理が終わってから、次のメモリアクセスの処理に移る。
→主記憶のアクセスを高速化するためには各処理を平行実行する。
主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グループに交互にアクセスすることによって、主記憶へのアクセスの高速化を図る。
→メモリインターリーブの説明である。

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問題10

IoTでの活用が検討されているLPWA(Low Power, Wide Area)の特徴として、適切なものはどれか。

2選だけで接続されるシリアル有線通信であり、同じ基板上の回路及びLSIの間の通信に適している。
60GHz帯を使う近距離無線通信であり、4K、8Kの映像などの大容量のデータを高速伝送することに適している。
電力線を通信に使う通信技術であり、スマートメータの自動検針などに適している。
バッテリ消費量が少なく、一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり、複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。

解答:エ

<解説>

LPWAとは、省電力広域ネットワークと呼ばれ、LoRa、SIGFOX、NB-IoTなど様々な通信規格が存在し、少ない電力で数キロ〜数十キロの広い範囲で通信が可能な特徴を持つ通信方法のことです。通信速度は100bps〜数十kbps程度と、他の通信技術に比べると遅いですが、電池だけで年単位の長期間稼働が可能、コストが安価などの理由から、IoTの分野で多くの注目を集めている通信技術です。

× 2選だけで接続されるシリアル有線通信であり、同じ基板上の回路及びLSIの間の通信に適している。
→I2C
× 60GHz帯を使う近距離無線通信であり、4K、8Kの映像などの大容量のデータを高速伝送することに適している。
→60GHz帯通信である。
× 電力線を通信に使う通信技術であり、スマートメータの自動検針などに適している。
→PLCの説明である。
バッテリ消費量が少なく、一つの基地局で広範囲をカバーできる無線通信技術であり、複数のセンサが同時につながるネットワークに適している。
→LPWAの説明である。

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