必ず受かる情報処理技術者試験

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平成30年度秋季解答

問題16

処理はすべてCPU処理である三つのジョブA、B、Cがある。 それらを単独で実行したときの処理時間は、ジョブAが5分、ジョブBが10分、ジョブCが15分である。 この三つのジョブを次のスケジューリング方式に基づいて同時に開始すると、ジョブBが終了するまでの経過時間はおよそ何分か。 [スケジューリング方式] (1)  一定時間(これをタイムクウォンタムと呼ぶ)内に処理が終了しなければ、処理を中断させて、待ち行列の最後尾へ回す。 (2)  待ち行列並んだ順に実行する。 (3)  タイムクウォンタムは、ジョブの処理時間に比べ十分小さい値とする。 (4)  ジョブの切替え時間は考慮しないものとする。

15
20
25
30

解答:ウ

<解説>

解説省略

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問題17

プリエンプション方式のタスクスケジューリングにおいて、タスクBの実行中にプリエンプションが発生する契機となるのはどれか。 ここで、タスクの優先度は、タスクAが最も高く、タスクA>タスクB = タスクC>タスクDの関係とする。

タスクAが実行可能状態になった。
タスクBが待ち状態になった。
タスクCが実行可能状態になった。
タスクDが実行可能状態になった。

解答:ア

<解説>

プリエンプティブ方式とは、プロセスの実行時にも他のプロセスが割込みによってCPUの使用権を強制的に奪取し,先に実行させることができるタスク管理方式である。

また、プリエンプションとは、優先度 が高いタスクが生成されて実行可能状態になることによって,実行状態であったプロセスが実行可能状態に移り,優先度が高いタスクにCPU使用権が渡されることを指す。

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問題18

ページング方式の仮想記憶において、あるプログラムを実行したとき、1回のページフォールトの平均処理時間は30ミリ秒であった。 ページフォールト発生時の処理時間が次の条件であったとすると、ページアウトを伴わないページインだけの処理の割合は幾らか。 [ページフォールト発生時の処理] (1)  ページアウトを伴わない場合、ページインの処理で20ミリ秒である。 (2)  ページアウトを伴う場合、置換えページの選択、ページアウト、ページインの処理で合計60ミリ秒である。

0.25
0.33
0.67
0.75

解答:エ

<解説>

解説省略

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問題19

プログラムの性能を改善するに当たって、関数、文などの実行回数や実行時間を計測して統計を取るために用いるツールはどれか。

コンパイラ
デバッガ
パーサ
プロファイラ

解答:エ

<解説>

× コンパイラとは、プログラミング言語で書かれたソースコードを、コンピュータが実行できる機械語やバイナリコードに変換するプログラムである。
× デバッガとは、プログラムの不具合(バグ)を検出・修正するツールやソフトウェアである。
× パーサとは、プログラムのソースコードやXML文書などのテキスト文書を解析して、プログラムで扱えるデータ構造に変換するプログラムである。 構文解析(パース)を行うプログラムの総称とも呼ばれる。
プロファイラとは、コンピュータプログラムの実行状況を監視・記録し、プログラムの性能を測定・解析するツールである。

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問題20

次の方式で画素にメモリを割り当てる640×480のグラフィックLCDモジュールがある。 座標(x, y)で始点(5, 4)から終点(9, 8)まで直線を描画するとき、直線状のx=7の画素に割り当てられるメモリのアドレスの先頭は何番地か。

[方式]

  • メモリは0番地から昇順に使用する。
  • 1画素は16ビットとする。
  • 座標(0, 0)から座標(639, 479)まで連続して割り当てる。
  • 各画素は、x=0からx軸方向にメモリを割り当てていく。
  • x=639の次はx=0とし、yを1増やす。

3847番地
7680番地
7694番地
8978番地

解答:ウ

<解説>

解説省略

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