平成25年度秋季問題
問題6
リストは、配列で実現する場合とポインタで実現する場合とがある。 リストを配列で実現した場合の特徴として、適切なものはどれか。
ア | リストにある実際の要素数にかかわらず、リストの最大長に対応した領域を確保し、実際には使用されない領域が発生する可能性がある。 |
イ | リストにある実際の要素数にかかわらず、リストへの挿入と削除は一定時間で行うことができる。 |
ウ | リストの中間要素を参照するには、リストの先頭から順番に要素をたどっていくので、要素数に比例した時間が必要となる。 |
エ | リストの要素を格納する領域の他に、次の要素を指し示すための領域が別途必要となる。 |
問題7
次の規則に従って配列の要素A[0]、A[1]、…、A[9]に正の整数k を格納する。
k として16、43、73、24、85を順に格納するとき、85が格納される場所はどこか。
ここで、x mod y はx をy で割った剰余を返す。
また、配列の要素はすべて0に初期化されている。
[規則]
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ア | A[3] |
イ | A[5] |
ウ | A[6] |
エ | A[9] |
問題8
右の流れ図が左の流れ図と同じ動作をするために、a、bに入るYesとNoの組合せはどれか。
問題9
1件のトランザクションについて80万ステップの命令実行を必要とするシステムがある。 プロセッサの性能が200MIPSで、プロセッサの使用率が80%のときのトランザクションの処理能力(件/秒)は幾らか。
ア | 20 |
イ | 200 |
ウ | 250 |
エ | 313 |
問題10
プロセッサにデータを読み込むときにキャッシュメモリがヒットしなかった場合、キャッシュメモリ制御装置が行う動作はどれか。
ア | キャッシュメモリから所要のデータをブロック転送し、磁気ディスクに書き込む。 |
イ | 磁気ディスクから所要のデータをブロック転送し、キャッシュメモリに読み込む。 |
ウ | 主記憶から所要のデータをブロック転送し、キャッシュメモリに読み込む。 |
エ | ディスクキャッシュから所要のデータをブロック転送し、主記憶に読み込む。 |
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